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木屋(きや)  打出しフライパン
240mm

木屋/ 打出しフライパン

使い易い重さと板厚
握り易い楕円の取っ手
でもって清潔に使える一体型

テフロンだと2年もすれば駄目になりあまり加熱し過ぎると有害だとも聞く。そうなると特別な加工をしていない、純な鉄のフライパンが良いと思うのは当然の流れ。では、と格好をつけてずっと使える継ぎ目のない一体型の鉄製フライパンが頂点でいいだろうと、輸入物の洒落たのを手にしてみる。これを、このフライパンをずっと大事に使い育てよう。100年は使えるって聞くし。いざ!と意気込み使い始めたんだけれどもなんだか重すぎて日々使い倒せない。何故か普段使いできなくて、使い込めなくてダメになっていく、お宝なフライパンがダメになる。最初は大事に使っていても厚さもあれば重さもある。鍋ならば重くても何とかなるのだがフライパンの重いというのは僕には使い勝手が良くないようで結果、出番も少なくキッチンの飾りとして活躍の場を変える事となる。ヨーロッパと日本ではフライパンの使い方が違うんだろうな。厚い鉄だと熱が均等にまわる。厚い肉、そしてパンケーキを綺麗に焼くにはいいんだろうけれどそれ以外は手軽なフライパン。ついつい手が伸びるテフロンだった。ずっと、そんな建て前と現実が続く日々だったんだけれども、木屋から届いた打出しフライパンがあまりに最高だったからテフロンがお払い箱になり鉄全盛期を迎えた。この打出しフライパンは実に工夫を凝らしていて使い易い。洋物鉄フライパンは2.5mm厚。この打出しフライパンは厚さ1.6mm。フライパンにしては中堅処の厚さだ。大きな中華鍋だと厚さ1.2mmぐらいでないと重くて使いづらい事となってしまうのだけれどもフライパンならばそこまで大きくもないので1.6mmは冷めにくくもあり丁度良い塩梅だ。1980年以前はフライパンも1.2mmが全盛期だったようですが、それ以降徐々に厚みを増してきて今です。取っ手も平板ではなく握り易いように細く絞られた楕円形をしていて、更にそれが一体型であり本体と取っ手を金具で止めてる訳ではないから、その止めてる部分にカスがたまって不衛生なんてこともなく、壊れにくいのだから言う事はない。なんとも、なにもかも、うまい具合に作ったもんだなーって僕は思うんだけど、どうでしょうか。職人の技術により数千回叩く事で成形された打出しフライパン。製造は有名な山田工業所(神奈川県)ですから更なる安心印です。

木屋(きや)  打出しフライパン
200mm / 260mm
木屋(きや)  打出しフライパン
260mm

使い終わったら熱いうちに
さっとお湯で洗うっていうのが、
このフライパンならやり易い。

使用後は熱いうちにサッとお湯で洗うのが簡単でイイと思います。洗剤は使わないで、天然素材の束子やささら、毛のブラシなどを使ってサッと。中華料理店で見かける要領です。洗剤で洗ってしまうと馴染んだ油がとれるから、その場合は乾かした後、油を馴染ませましょう。あとは濡れたままにしないで洗ったら火にかけて完全に乾かす。この作業がパチパチいって心地良いです。それぐらいの事なんだけれども、実は熱いうちにサッとお湯で洗うというのが重いフライパンだったり、両手鍋だと楽じゃない。なにせ手は二本しかないから片手で鍋を持ち、片手で洗わなければいけないのですから。加えて調理中のシンクは色々洗い物もあるから軽くないと難しい。片手で持てるか?そこです。このフライパンなら一番大きなサイズでも1kgとチョットだからイケます。全体なだらかな形ではなく、底とフチに境があり、フチも幅があるのでオムレツの形をつけたり、パンケーキの形を決めたりもし易く、綺麗に良い具合に焼けます。そして小さな200mmでも深さ4cmあるのでギリギリ揚げ物もいける。240mmの深さは5cmあるから勿論問題なく。まさに、これがあれば何でもいけるという万能のフライパン。一人暮らしでも240mmサイズでいいと思う。ほとんどの場合260mmサイズでいいと思う。では200mmサイズはいらないかというと、これもあるとチョチョッと焼くのに便利ですから、少し他の2サイズとは用途が違うかもしれません。二つあってもいいんでないかな?あとは入荷数の問題です。人気の山田工業所製で作る木屋のアイテムですから、うまく継続的に入荷できるか?という所ですね。どうだろうか。

木屋(きや)  打出しフライパン
使いはじめのクズ野菜を炒める「油馴染ませ作業」
木屋(きや)  打出しフライパン
200mm / 240mm / 260mm

鉄フライパンをうまい事使っていくにはちょっとしたコツ、一手間は必要。どうしても焦げ付くわ~というお声をちょこちょこいただくので製造元の山田工業所さんから教えてもらった「焦げ付かない使い方とお手入れ」をブログにまとめました。これを参考に、黒光りフライパンを目指してみんなレッツトライ!

木屋(きや)  打出しフライパン
240mm

2021年11月17日
カサついたらカツレツ

鉄フライパン愛用歴6年目。焦げ付きそうと思われがちな焼きそば、炒飯、餃子は、期待通りに焦げ付かせてしまう私の料理の腕前。でも焦がしたって大丈夫、テフロンと違い鉄フライパンは金たわしでゴリゴリに焦げをこそげ落としてOKなのが良い所。とは言え、それを連発すると、せっかく艶々に育った鉄肌から油分まで抜けてしまうのか、なんとなくカサつく事があります。で、そんな時には、フライパン育て直し作戦と題して、ミラノ風カツレツを作ります。少なめの油で揚げ焼きするので、このくらいの浅いフライパンでも引火の心配が少なくて安心です。調理後、一段階黒くなったような気がする鉄フライパンを、熱いうちにささらでサッと洗うと、水をコロコロ弾くほどのツヤツヤ鉄肌に仕上がります。これでしばらく絶好調。油慣らしを理由に、定期的にミラノ風カツレツを作っていますが、カツレツがキツネ色に仕上がる頃、衣がほとんどの油を吸っているという現実も目の当たりにします。鉄フライパンが育つと同時に私の腹回りも無駄に育つ。ブヒー。(スコープ 酒井)

ブランド
木屋(きや)
製造
山田工業所 (やまだこうぎょうしょ)

Q&Aのログ

  • 持ち手は案外熱くなりにくいから、ほぼ何もなしでイケるなーってのがスコープ的見解ですけど、それも火力だったり時間だったり体感温度で感じ方色々ですから、ミトンがあればいいですね、モチロン、手近にある手ぬぐいでもいけますから、余程熱そうだなって思う時には手ぬぐいを使っています。
    そして、蓋について。こちらについては、隙間なくぴったりというわけにはいきませんでしたが、市販されている蓋が流用可能でした。選ぶときは内側に引っ掛かりがあるタイプおすすめです。詳しくは、以下の記事もご参考に。

    木屋 鉄フライパンの持ち手は、案外熱くなりにくい。

商品スペック

材質
寸法
200mm:φ200mm (底径φ140mm) ×D355mm×H40mm / 約600g
240mm:φ240mm (底径φ180mm) ×D435mm×H50mm / 約900g
260mm:φ260mm (底径φ200mm) ×D470mm×H55mm / 約1040g
生産
Made in Japan
備考
オーブン:○ / IH調理器:× / 電子レンジ:× / 食器洗浄器:×

説明書ダウンロード:打出しフライパン

  • 200mm

    12,100(税込)

    あと 1個

  • 240mm

    13,860(税込)

    あと 3個

  • 260mm

    14,850(税込)

    あと 3個

木屋(きや)