1971年から1974年までフィンランドのアラビアで生産されていたカイピアイネンのスンヌンタイ、スンヌンタイはフィンランド語、日本語で日曜日を意味する食器シリーズ、イエローだけでなくレッドやグリーンも生産されていましたが、同型柄違いのパラティッシが圧倒的人気シリーズとして君臨していたからか、スンヌンタイの生産数は少なくてビンテージもナカナカ珍しい物の類です。それから長いこと生産されることなく、パラティッシ50周年の2019年にスンヌンタイは再生産されて今にいたります。そもそもはオーバル型の食器群ながら、現在はパラティッシ同様、丸皿メインとなっているのですが、2009年12月にスコープがParatiissiオーバルプレート25cmブラックを復刻しましたから、スンヌンタイもオーバルプレート25cmだけは作られましたし、スコープが2018年8月《 NHK 世界はほしいモノにあふれてる 》に出演した際、ヴィンテージのスンヌンタイソースボート(ピッチャー0.4L)が大きく映って注目を集め、せかほし出演記念アイテムを作ろう!みたいな運動が生まれたように錯覚したので、僕は思い切って特別注文してしまいましたし(今ではアラビア定番アイテムへと成長しました)、家を建てた流れで車も買ってしまうみたいなことで勢いにのりジャー蓋付 0.25Lも特別注文してしまいましたから(こちらもアラビア定番アイテムへと成長しました)、長らくスコープの中心にあり続けているスンヌンタイなのであります。そう、スコープの中心には日曜日がある!日曜日は営業していませんが、スコープは日曜日がだーいすき!そして日曜日という名前なんだけれども、僕にとっては夏のイメージ、夏の食器、常夏のココナッツなのです。冬の食器はルノフロストベリー、寒くなってくるとルノフロストベリーを引っ張り出して使い始めるように、暑くなってくると夏の食器スンヌンタイ&ティーマハニーが食卓の中心です。振り返ればティーマリネンもティーマホワイトに切り替わり気味です。それは意識してそうしているわけではなく、自然とそうなってしまうのです。暑くなってくると使いたくなる!意識して季節に併せて食器を変えるのではなく、自然とそうなっている、自然と冬の食器、夏の食器が生まれていくのがより良いです。スンヌンタイは夏の食器、夏の日曜日なんて、スンヌンタイがなくちゃ始まらない!ってのは大袈裟で、スンヌンタイがなくても普通に日々は過ぎていきますけれども、スンヌンタイ、つまり日曜日がないと楽しくない、ってのは確かです。
期間限定カラー、
ライトグリーンについて
2024年11月27日発売のSunnuntai ライトグリーンは期間限定カラー、新しい定番色ではありません。ライトグリーンは日本先行販売した後、フィンランドでも2025年春夏に販売されるそうです。ただ、どのタイミングで再入荷できなくなるかは読めませんので、使ってみたい方は在庫があるうちにオーダーください。そんな春を感じさせる優しい色合いのライトグリーン、でもティーマにグリーン系のカラーがないので、どんな食器を組み合わせて使えば、雰囲気良く活用できるだろう?と、デザイナーの鈴木マサルさんにも協力してもらい、各アイテムごとに異なるセットアップを試してみました。まず、Sunnuntaiのライトグリーンとイエローを組み合わせたセットアップはなかなか難しかったです。もし、組み合わせるのでしたらライトグリーンとイエローを1つずつ組み合わせ、できれば小さなアイテムにイエローを選ぶと良さそうです。また、併用するTeemaはホワイト+パールグレー、ホワイト+リネン、リネン+パールグレー、ホワイト+小さなアイテム限定パウダーが良い感じでした。ですからティーマのホワイト、リネン、パールグレーを揃えている方は使い易いSunnuntai ライトグリーンです。また一緒に使うガラス食器は丸装飾の共通項があるからか、Kastehelmi ボウル230mlやKastehelmi プレート17cmが相性良いです。ティーマとカステヘルミのカラーをリンクさせても良いですし、合わせるティーマがパールグレーやホワイトのみで少し寂しく感じましたら、ガラス食器やグラスで色を加えると、テーブル全体が少し華やかになります。そのガラスの色に悩んでしまいましたら、グリーン系を選ぶことでSunnuntai ライトグリーンとリンクして綺麗にまとまります。組み合わせは皆さんの好みだと思いますので、この組み合わせに限るわけではありませんが、セットアップに迷走してしまった時の参考にしてください。各ページにより詳しく書いていますので、お時間のある時にぜひ読んでみてください。
3,520円
アラビア食器の素晴らしさが存分に味わえるティーカップ、本当によく使っています。ティータイムではプレート16.5cmと組み合わせてカップ&ソーサーとして。ティーでもカフェオレでも、たっぷりコーヒーでもナイス。また一般的なカップ&ソーサーのカップとは異なり、寸胴デザインだから単品使いしても違和感ゼロ!そんなところが最高に便利なのです。口が広くて容量も十分だから、単品使いすればスープカップとして活躍します。プレート16.5㎝かティーカップのどちらかが割れたとしても単品で使用できますし、割れた方だけを買い足すこともできるので無駄になりません。ホント素晴らしい仕組みです。
3,080円
ダントツの1番人気アイテムはプレート16.5cmです。同型別柄のパラティッシやルノでも、プレート16.5cmが不動の一番人気、それにはワケがあります。パン皿やケーキ皿、取分皿として使い易いナイスサイズのプレートというだけでなく、ティーカップと組み合わせることで、立派なティーカップ&ソーサーとしても使うことができる1枚2役アイテムなのです。チャンとしたい時にはチャンと活躍してくれる頼もしいアイテムだから不動の人気ナンバー1!お茶の時間にも食事にも活躍してくれて、幅広く活用できる食器だから、最初に手にするのならプレート16.5cmをどうぞ。少し多めにあるぐらいが安心なアイテム。
4,400円
スコープ的生活のメインプレートにはオーバルプレート25cmを推していますから、用途が被るプレート21cmの人気は低めとなる傾向があります。でも、世間一般的にはスンヌンタイのメインプレートといえばオーバルに比べて価格もお手頃なプレート21cmです。そして2年前にはオーバルプレート25cmよりプレート21cmの方がスコープ人気ランキング上位となった過去もあります。できる限り大きなお皿ではなくコンパクトなお皿で揃えたいのなら、メインプレートを21cmにするのは大いにアリです。普段使いのメイン、朝食のメイン、そんな日常使いにプレート21cmをどうぞ。朝食の食パン皿としてもベストサイズです。
5,500円
不動の人気最下位はプレート26cm。こちら使えないアイテムではありませんが、人数分を必要とするメインプレートには採用されづらいのが人気低迷の原因、複数枚購入する人は極めて少ないアイテムです。各々が使うメインプレートとしては大きいので、一般的なダイニングテーブルで家族が1枚づつ使いますと狭苦しくなってしまいます。ですから、メインの使い方はプラターのようにセンターピースとして活用することが多くなります。そして、そう使えばとっても輝きます。何枚も買い揃える必要はありませんが、1枚あると大勢が集まるテーブルでは大きな花を咲かせて立派なテーブルセットになってくれます。
6,930円
3番人気のオーバルプレート25cm。生産効率が悪いオーバル型だから割高ですが、それ以上に特別な印象です。しっかりとテーブルセットを組むのなら、スコープ的には必ず押さえておきたいマストなるアイテム。メインプレートにもセンターピースにも使える万能選手、欠かすことはできません。25cmといってもオーバルなので丸皿でいえば23cm程度の使用感ですから、大き過ぎることはありません。僕らが使うテーブルは長方形が多いので、皿も横方向に広い形状、つまりオーバルはテーブルを効率よく使えます。そしてスンヌンタイはそもそもオーバル中心のシリーズですから、このアイテムは貴重な存在なのです。
5,720円
どのシリーズもボウルはあまり人気がなく、スンヌンタイも同様です。パラティッシやルノのボウル17cmは内側と外側のどちらにも柄が入っていますが、スンヌンタイは内側だけ。外側の装飾が省かれてしまったのかな?なんて想像してしまいますが、これはオリジナルのまま、1970年当時も同じように装飾は内側だけでした。そのおかげで?同型他シリーズのボウルが7,700円のところ、それより2,000円近くお手頃になっているのは嬉しいポイント。ボウル17cmでたっぷりスープをいただく時は、下にプレート21cmを敷くとステキです。スプーンや小さなパンを添えればフィンランドの食堂のような雰囲気になります。
3,850円
1970年当時のラインナップにはないのでビンテージは存在していないマグ0.35L、近年追加されたアイテムです。パラティッシマグ0.35Lと同型、寸胴でかなり容量もありますので、たっぷり飲みたいとき、デスクで仕事をしながらゆっくり飲みたいときにグッドサイズです。スターバックスのコーヒーはグランデ、コメダはたっぷりコーヒーという方には丁度良いサイズ感だと思います。ちなみに直径はティーカップとほぼ同じなので、プレート16.5cmにセットするとマグ&ソーサーとしても使えます。スコープではティーマベースのマグが圧倒的人気ですから、こういった別型のマグは人気になりづらい傾向にアリます。
7,150円
2018年NHK《世界はほしいモノにあふれてる》にスコープが出演した記念として、思い出深いソースボートを特注し復刻したのが始まりです。正式名称はピッチャー0.4L、現在はアラビアの定番アイテムとなりましたが、スコープ内ではビンテージをソースボートと呼んでいた名残で、今でもそう呼ぶことが多いです。スコープユーザーからも多くの支持を得て人気は常に上位。料理のソースやドレッシングを入れる特殊な用途だけではなく、洋の片口と考えて料理を盛り付けてもおかしなことはないですし、そう使えば持ち手があるので料理を人に渡すときにも具合がよく、使うとその便利さが沁みてくるアイテムです。
10,450円
砂糖や小さなお菓子を入れて、スンヌンタイやティーマハニーのティーカップ&ソーサーと一緒に使いたくて作って貰ったスコープ発のスンヌンタイ ジャー蓋付0.25L、ビンテージを復刻したつもりでしたが、ビンテージに存在していないサイズで新作を生み出していました。果物を煮詰めたプリザーブをジャー蓋付に入れるようになると朝食での使用頻度が上がり、気分も上がります。あとはカレーのラッキョウを入れるのもアリ。また、食卓に限らず、洗面台やデスクで小物入れとして使いましたら、蓋付なので中身が見えず埃避けもできて色々な場所で重宝します。食器と決めてしまわず幅広く使ってみてください。
2023年夏企画
スンヌンタイのブランチ
出かけるとアッという間に終わってしまう日曜日。たまには外出しないと決めてブレックファースト+ランチ、つまりブランチしながら家でゆっくり過ごす日曜日もいいじゃない?と、スンヌンタイを使った日曜(スンヌンタイ)のブランチを募集した2023年6月〜8月の休日エンジョイ企画。夏休みをまたいだ毎週末、遅く起きた朝もアクティブな予定がない日も、皆さんの投稿を参考に今までにない休日の過ごし方が出来ました。スンヌンタイのスンヌンタイ、インスタグラムで集まった投稿を参考に、家でゆっくり楽しんでみてください。
2022年春企画
スンヌンタイとティーマとインド
2022年3月、Teemaに大きなボウル1.65Lが加わるタイミングで、その大きなボウルはどんな料理に使えるのだろうと考え始めたのがキッカケとなり、TeemaハニーからのSunnuntaiへとイメージが広がり、到達したのがインド!カレー!そこからスパイスカレーにはまりまして、スンヌンタイとティーマとインドの日々がスタート。後からラインナップに追加されたピッチャー0.4Lを加えるとカレーテーブルがより一層盛り上がりました。皆さんが作っていたレシピや参考レシピ本を参考に、めくるめくカレーなる日々が続きました。
2019年冬企画
ラビントラスンヌンタイ
フィンランドから僕の好きなヘルシンキのレストラン《 Atelje Finne / アトリエ フィンネ 》のシェフ、アンット・メラスニエミを呼び寄せて1日限定オープンした《ラビントラスンヌンタイ》日本で調達可能な食材を使い、フィンランド料理のメインを組み立てちゃおう!スンヌンタイを使っちゃおう!そんな勢いのある企画でした。メニュー・レシピ・しつらえをご参考に、皆さまのご自宅でもぜひラビントラ・スンヌンタイをお楽しみください。同時開催したスコープインスタ企画では皆さまの特別な料理とスンヌンタイを組み合わせたポストが集まり、巨大メニューブックが完成!