Artek / Kanto マガジンラック
一枚の板が立って
中身を隠してくれる
Kantoを使っていて、イイナと思う瞬間は、全く収めている物が見えず、折れ曲がった板がそこに立っているだけに見える時です。これがナカナカに見えるのです。収めた本がここまで見えないマガジンラックというのも珍しいです。もちろん、それは正面から見た時だけの話ですが。だから僕は部屋に置く時、必ず大きな板面が部屋の内側になるように置くことにしています。これだけで、部屋の雰囲気をよくしているように思うのです。また、マガジンラック以外の使い方って何かないかな?と考え、インターネットの機器群(モデムやwifiルーターなど)をこれに収めていたこともありました。それは素晴らしく素敵な仕組みだったのですが、ほぼほぼ機器群を床置きするようなことになってしまうので、少し底上げしたい気分が強くなりスツール60の上に置くという従来の仕組みに戻りました。ちなみに、このKantoをマガジンラックとして使う場合、雑誌類を縦に収めたくなるのですが、少しの期間は保たれますけれど数日もすればグニャンとなってきます。ハードカバーの写真集なんかを1冊加えればいけるかも?と試してはみましたけれど、ハードカバーの本が反ってきますし、一緒に収めていた雑誌も結果グニャンとなってしまいましたから雑誌類は平積みするしかない、というのが僕的な結論です。もちろん雑誌をパンパンに詰める、ハードカバーの本ばかりを沢山立てて収めるのであれば可能だとは思いますが、それでもやはり平積みがいいかなって思います。本が曲がらないから。底がカーブを描いているので、どうしても斜めに立てかけることとなるので仕方がない所です。でも、平積みすれば何も問題ないですし、その方が沢山収まりますし、ここに納まるぐらいの雑誌の山から探している一冊を引っ張り出すなんてことは、大変ではないですから、どうぞKantoの使い方としては平積み前提でご購入をご検討ください。
見ると欲しくなる
フィンランドを代表するブランドartek。豊富なラインナップの中から、ずっと昔の僕がStool60の次にラインナップに加えたいと思ったアイテムは意外にもマガジンラック Kantoでした。これは今世紀に入ってからの新しいアイテムなので、アルヴァ・アアルトのデザインではありません。そう、そんな古いアイテムではないのですが、ヘルシンキでは僕が行く先々で本当によく見かけたのです。そしてそういう実生活で使われている様子を見てしまうと欲しくなる、つまり取り入れたくなるのが僕の性分です。上で使っている写真はアラビアアートデパートメントに在籍しているデザイナー、ヘイニ・リータフフタの自宅で実際にマガジンラックとして使われている所を、そのまま撮影させて貰っています。だからか、僕の中では知らぬ間にフィンランドのスタンダード的立ち位置になってしまったマガジンラックというわけです。用途は新聞や雑誌をいれる。そしてサウナや暖炉にくべる薪をいれる。主には雑誌や新聞をいれるということになる方が多いでしょう。マガジンラックというアイテムをそこまで幅広くラインナップしたいとも思わないので、Kantoがあればそれでいいってことに僕の中では満足してしまっているので、増えることはなさそうです。無駄がなくシンプルで、素材感全開の北欧らしいアイテムですし、手に持って、持ち上げた時のバランスもよいです。さて、フィンランドでは支持されている物ではありますが、日本ではどうだろう?改めて上の写真を見ていますと、これはバーチではなくオークですかね。
- ブランド
- Artek (アルテック)
- デザイン
- Pancho Nikander
商品スペック
- 材質
- バーチ成形合板(ラッカー塗装)
- 寸法
- 約W340×D280×H565mm / 約3kg
- 生産
- Made in Estonia
説明書ダウンロード : Kanto
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
バーチ
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バーチ 0193
27,500円 (税込)販売終了しました
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バーチ 0194
27,500円 (税込)販売終了しました
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バーチ 0201
27,500円 (税込)販売終了しました
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バーチ 0204
27,500円 (税込)
ラッカー塗装
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ホワイト
30,800円 (税込)あと 1個
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ブラック
30,800円 (税込)あと 2個