SCOPE別注リノリウム
無着色
35,200円
2024年最新の別注モデル。FORBOのリノリウムを別注するという快挙!無着色のリノリウムは、古いリノリウムのイエローみたいな雰囲気で素敵です。ただ無着色だから表面がマダラだったり色々あり、使い続けた先も未知数。続けるかどうかは皆さんの反応次第。
アルヴァ・アアルトが1933年にデザインし、現在も生産が続いているフィンランド製の家具、アルテックStool60。90年以上ものあいだ、世界中で愛用され続けるには理由がある、ハズ。それを僕なりに考えてみたので、気が向いたら読んでみてください。パッと見て、「似たようなスツールがいくらでも安く売られてるよね。」と言う人もいます。シンプルなスツールだから遠目にボンヤリ似た物なら安く入手できるのは確かですが、其れと此れとは全くの別物、使い続けた先の未来も正反対です。Stool60の価値はデザインだけでなく、長く愛用できるという非常に当たり前のことが当たり前にできる点が大きいと思います。だからこそ世界中にユーザーは増え続け、歴史が積みあがり、作られた物はゴミになることなく価値を保つという結果に至るのですから。それには長く使えるというだけでなく、誰もが長く使いたいと思える物である必要があります。どうして、そんなに長く使い続けられるのだろう?それは材料と構造に理由があります。脚部の曲げ部分だけを見て、脚は積層合板だと思い込んでいる人も多いのですが、それは間違いです。脚部はフィンランド産のバーチ無垢材、つまり角材の先にスリットを入れ、そのスリットに合板を挟み込んで曲げています。無垢材の先だけを曲げやすく加工しているというのが正解です。無垢材ですから、ダメになる事がほぼありません。またリノリウムやラミネートのモデルを除き、天板面は突板と書かれていますが、一般的な突板とは違い非常に厚く、天板内部は脚部と同じ無垢材で組まれています。その天板に脚を直接ネジで取り付ける!シンプルで豪快!だから長く愛用できるのです。何十年も使い倒された古いスツールが捨てられるのではなく、不要となれば買いたい人がいて、ずっと使い続けられていくと思います。もし、捨てられていれば喜んで拾ってくれる人がいる物です。実際にフィンランドでは、そんな話をよく聞きます。使い捨ての真反対にある物だと思うと、その価値は使い捨ての安いに大きく勝ってしまいます。※上の写真は色々な場所で使われていた使用年数様々のスコープ別注Stool60リノリウムを積み上げています。
Celebrating 90 years of Stool 60
2023年はスツール60の90周年、限定モデルが発売されるだけでなく、2023年に生産されたスツール60の座面裏には特別なシールが貼られています。現在庫でそのシールが貼られているのは以下のアイテム。在庫限りとなる可能性が高いので、90周年シールをご希望の場合はお早めに。四本脚のスツールE60はスツール60ではないので特別なシールは貼られていません。(Stool 60 コントラスティ / Stool 60 3本脚 リノリウム 無着色 / Stool 60 3本脚 オレンジラッカー / Stool 60 3本脚 イエローラッカー / Stool 60 3本脚 グリーンラッカー / Stool60 3本脚 ハニー)
35,200円
2024年最新の別注モデル。FORBOのリノリウムを別注するという快挙!無着色のリノリウムは、古いリノリウムのイエローみたいな雰囲気で素敵です。ただ無着色だから表面がマダラだったり色々あり、使い続けた先も未知数。続けるかどうかは皆さんの反応次第。
35,200円
2013年から続く超人気モデル。ウォールナット・レザー・クレイというブラウン系3色とレッド・スモーキーブルーの5色を2024年11月に追加。オレンジブラスト・ミッドナイトブルー・スプリンググリーン・パウダー・アクアヴェールは在庫限りで終了です。
35,200円
定番中の定番バーチ、迷ったらバーチでいいんじゃないかと思います。バーチが嫌になることはないですし、アルテックのテーブルやチェアと一緒に使ってバーチで染めるスタイルはベーシックで素敵です。経年変化がより魅力的に見えると思います。
35,200円
ビンテージStool60はユーザーが塗装した物がとても多いですが、塗装を重ねたためパリパリと剥がれて来ることが多いです。ですから、自分で塗装したい、オリジナルペイントしたいと思いましたら、無塗装を選ぶのが良いと思います。
在庫限り終了
38,500円
2017年に加えた別注モデル。日本は濃い色の家具が多いからバーチが合わない、そんな声に応えて作りました。人気はないながら完売すると再生産のリクエストがあり、再生産すると人気が奮わないサイクル。在庫限りで終わる予定です。
41,800円
1950年代には豊富なカラーバリエーションを揃えていたリノリウム天板のStool 60ですが、現在の定番ラインナップは2023年にレッドが廃番となり、ブラックのみとなりました。レッドが抜けると少し寂しくなるので2024年11月、別注ラインナップに加え販売を継続。
41,800円
2013年にStool60誕生80周年を記念して発表されたパイミオカラーを採用した天板ラッカー+バーチフレームの特別版は一旦生産終了になった後に2017年から定番となり、色を増やしながら生産は続いていますが、全色は取扱いしていません。
在庫限り終了
39,600円
2023年限定生産されたStool60の90周年を記念するアニバーサリーモデル。特別な装飾を施すのではなく、材料のカラーコントラストだけで特徴を加えている点が秀逸です。最高だと思う余り、たくさん仕入れましたから販売はまだまだ続けられます。
在庫限り終了
40,700円
2023年限定販売されたパイミオサナトリウム竣工90周年を記念するパイミオサナトリウムアニバーサリーシリーズ。保証書を収めるフレームのオマケ付きです。1脚につき30ユーロがパイミオサナトリウム財団に寄付されます。追加入荷はありません。
47,300円
定番の経年変化を待てなかったり、現行バーチがビンテージと合わないなどなど、そんな悩みを抱えていましたら少し濃い目のハニー、バーチが経年変化したようなハニーが重宝します。ハニーを使ったドムスチェアと合わせる時にも大事なカラー。
47,300円
部屋にある家具の色がウォールナットのような濃い茶色で染まっているところに、定番バーチを組み込むと浮いてしまいます。そんな時はハニーやウォールナットを合わせてみて下さい。木目の違いが色濃くでますから好みの個体を選んでください。
47,300円
脚も天板もラッカー塗装されたオールラッカー。定番はホワイトとブラックのみです。アルテックにより魅力的な配色で塗装されたStool60も多くありますから、いつかそんなオールラッカーの限定物を作ってみたら面白いかも?どうだろ。
とーっても用途が広い
座るだけでなく、テーブルとしても、物を置く台としても使って違和感のない、材料みたいな家具だと僕は感じます。余分がないから、どれだけあっても邪魔に感じないし、あればあったで使い道が見つかります。普段から使わないスツールは積み上げておけば立派です。ベッドサイドテーブルにも使えます。台所に1つ置いておけば、とりあえず物を置く場所として活用できます。リビングでプランター台として使っても良いですし、急な来客があってダイニング周りに椅子を追加したい時には、積み上げてあったStool60を活用すればいい。洗面所にあっても、子供の勉強を横で見る時に使ってもいい。床に座ってお茶したりお酒を飲んだりするときの臨時テーブルにもいい。丸くて平らな天板に脚が付いただけの家具だから、使い道が制限されません。いくらあっても困る物ではないんです。
三本脚か四本脚か
1933年にデザインされたのは三本脚のStool60ですからオリジナルという意味でも惹かれますし、接地するのは三点だからガタガタすることもなく、脚が1本少ないので価格もお手頃、そして3本脚はなによりカッコいい!良い点がとっても多いです。ただ、唯一の欠点は不安定さです。天板の端に偏った荷重を掛けると倒れます。4本脚も倒れないわけではないのですが、3本脚の方が倒れ易いです。ただ、わかっていれば倒れることはそうそうありません。でも、知らない人が使うと倒れそうになったり、倒れることもありますから、その心配がある方、お子さんや高齢の方が使うのでしたら四本脚を選んでください。1933年から続いているのは3本脚、Stool60です。四本脚のStoolE60が量産品として生産されたのは1965年前後だと思いますから30歳ぐらい若いです。※写真の斜線部分に偏った荷重をかけると倒れ易いです。
スタッキングできる数
Stool 60は無限にスタッキングできますから何脚積み上げられるか?を考える必要がありません。倒れない程度に積み上げてOKです。4本脚のStool E60は6脚までなら積み上げられますが、それ以上は無理です。また、よく質問がある3本脚と4本脚を混ぜた場合に何脚積み上げられるか?ですが、何も考えないでスタッキングできるのは3本脚+4本脚の2脚まで。3脚になると脚の位置を工夫しないとスタッキングできないケースが出てきます。特に4本脚が2脚になると考え無しでスタッキングするのは難しいです。でも3脚までなら現実的な範囲だと思いますから、そこまで難しく考えなくても大丈夫。ただ、それ以上の脚数になると難しい。3本脚、4本脚の台数の配分、積み上げる順番、脚の配置によっては6脚積み上げる事も不可能ではありませんが、パズルみたいに複雑な積み上げ方をしなくてはいけないので現実的ではありません。
リノリウムのお手入れ
日常的に手の込んだお手入れは特に必要ありませんが、汚れがついてしまったという場合には、出来るだけ早く落としてあげる事が大切です。水拭きで落ちない汚れには、中性洗剤を使ってみることをオススメします。洗剤を使った場合には、洗剤が表面に残らないよう湿った布でしっかりと拭き取ることをお忘れなく。そしてリノリウムは、アマニ油に木粉などを混ぜてつくられた天然素材、だからちょっとしたキズにはクルミでお手入れが出来ます。軽い擦れ跡などにクルミの断面をそのまま擦りつけるだけで、細かいキズ跡を埋めてくれつつ油分も補ってくれます。表面が少し油っぽくなったと感じる時には中性洗剤で軽く拭き取り、その後に湿った布で水拭きをすれば完璧です。クルミを選ぶ際のアドバイスとしまして、生クルミをオススメします。ローストしたものや味付きのクルミは逆にリノリウムにキズつけてしまう可能性があるので避けた方が無難です。また、クルミ油も試してみたのですが、こちらは油分が強すぎて表面がテカテカになってしまいNGでした。(スコープ熊澤)
日本は経年変化しやすい
スコープがリノリウムのStool60を18色別注したのが2013年。18色ある中で一脚目に選んだのがコニファーです。同じく2013年のフィンランド出張で訪れたご家庭で見かけたのが深緑のリノリウム、経年変化具合が完全に自分好み!そのリノリウムに影響され、いつかこんな風になるかなぁ~と期待しながらスコープ別注のコニファーを迎えたのです。それから9年。最初は白かったバーチの脚もすっかり日に焼け、あの時見た深緑のリノリウムくらいの経年変化を遂げています。ちなみに、スツールの隣の915サイドテーブルは使用約2年。まだ脚の白さが初々しい。日本は紫外線も強いからか、日の当たる場所で愛用していれば、結構なスピードで色濃くなっていきます。9年で50年前のビンテージに近いぐらいの色濃さに変化してきていると考えると経年変化5倍速?(スコープ酒井)
タンカー 2 がピッタリ置ける
台所道具がプラスチック製品から無塗装の木製品に置き代わり、土物の和食器の割合もかなり増えてきました。子供の水筒のパーツも乾くのに時間がかかります。そうなると必要なのが、それらを洗いサッと拭いた後の一時的な置き場所。狭い台所では至る所で乾くの待ち渋滞が発生!何だかずっと全然片付かなーい。こんな時、スコープスタッフの多くが作っている簡易的な乾かしスペースがあります。それが「タンカー2+エジプトティータオル+スツール60」の3点で作る島スペースです。スツールの座面とタンカー2の径がほぼ同じ!スツールが置ける場所ならどこにでも設置できる手軽さと、ピッタリ収まった風景が心地よく、そのままの状態で使い続けているスタッフが多いのです。いざスツールが必要になった時にはタンカー2 を持ち上げて瞬時に解散可能。お休み中のスツール60があればタンカー2を合わせると活用の場が広がります。(スコープ酒井)