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長期欠品アイテム
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ラインナップ
東屋 (あづまや)  飯台
五合

東屋 / 飯台

家でのお寿司、
酸っぱい湯気と一緒に思い出す
つやつやのお米が入った木の桶

台所から『団扇もってきてー』と母の声。飯台にあけられた炊きたてのご飯に酢をまわしかければ、辺りに酸っぱい湯気が広がり団扇で煽げばつやつやした米粒が顔を見せる。お客さんが来る日、ひな祭り、家族の誕生日、うちでは特別な日には食卓にお寿司が並ぶことが多かった。そんな記憶があるから、今でも友人が家にやってきたり、実家に帰った時に何を作ろうかと考えると頭に浮かぶのはお寿司。余裕があれば、前の晩から椎茸や干瓢を炊いて仕込み、錦糸卵、色鮮やかな海老やさやえんどう、いくらを飾ったちらし寿司を作るが、あんまり時間が無い時は、手巻き寿司。

東屋 (あづまや)  飯台
五合

すし飯を準備したら、あとはお刺身や野菜をティーマ ロングプラターに盛り付けるだけだし、好きな具材を楽しめる手巻き寿司パーティーは案外盛り上がる。そんな、大勢で寿司を囲む食卓にあってほしいもの、あると気分が高まるのが飯台だ。ちらし寿司ならそのまま具を飾れば本格的な見た目に仕上がり、あとは銘々で好きな分をとってもらえばいいし、手巻き寿司をするにも、食卓の真ん中にドン!と寿司桶があると、みんなが手をのばし易い。特にうちは円いテーブルなので、丸の真ん中に丸でバランスもいい。つまり私にとって、飯台は寿司気分を盛り上げるのに欠かせない道具。お客さんを迎える時は特にこうした効果は絶大だから、やはり寿司をやるには飯台、これが私の鉄則。

東屋 (あづまや)  飯台
五合

美味しいすし飯を作るには
これを持ってないと
見た目以上に大事な飯台の特徴

そんなわけで、寿司気分を高揚させるアイテムとしての役割に重きを置いていた飯台ではあるが、聞くところによるとすし飯を美味しく作るためには欠かせない道具なのだとか。底が広く平らだから、寿司酢が底にたまってしまうことがなく、空気にも触れ易い。だからお米がベタっとせずにいい照りがでる。特に東屋の飯台に使われている木曽さわらの柾目材は耐水性と吸水性に優れているので、余分な水分を吸い取り適度な歯ごたえに整えてくれるという効果もある。確かに、寿司酢を加えた瞬間はちょっと入れ過ぎた?と思うのだけど、しゃもじでさっくり混ぜるうちにいい具合に落ち着いてくる。そして、時間が経っても美味しいのも素晴らしい。すし飯がうまく作れるようになれば、押し寿司やいなりずしなど料理のバリエーションも広がるから、ちらし寿司と手巻き寿司以外にももっと寿司レパートリーが増やせそうだ。

東屋 (あづまや)  飯台
五合

飯台のサイズは4種類。家族の人数や飯炊釜の大きさにあわせて決めるのが妥当だが、使う頻度というのも考慮した方がよいポイント。頻繁に出し入れしよく使う人は、二合か三合の小さめのものにした方が収納しやすく、使った後に乾かしたりするのもやりやすい。ただ人を招くときに使うことが多かったり、一度に作る量が多い人は五合、七合が向いている。寿司酢を入れて混ぜる時は、大きめの方が作業はしやすいから、いつも炊くご飯量よりも大きめサイズを選ぶのが良い。実際私の場合は、飯炊釜は三合で飯台は五合。これくらい余裕があると寿司飯もそれ以外にも丁度いいサイズで使い易いです。さて、寿司メインで考えがちな飯台だが、実はそのほかにも木桶としていろいろな使い方を楽しむことができる。冬は鍋の具材を盛り付けても豪華だし、嵩が増えがちな野菜類も深さのある飯台ならたっぷり盛り付けることができる。また、夏場には水を張って素麺を入れたり、氷を入れてお酒やお茶、ビール等を冷やすのに使うというのもなかなか粋な見え方。インスタ映えしそうな画が完成しそうです。ただしここで一点注意、水を入れて使う時には、少々気をつけて頂きたいことがあるので、そちらはどうぞ次をご確認ください。

東屋 (あづまや)  飯台
五合

乾燥状態の飯台は水漏れします
それをわかった上でお使い頂けると
大惨事を防げます

飯台に水を張って使用する際に気をつけてほしいのが、使う前に十分水を吸わせるということ。木は湿度によって、収縮したり膨張したりするので、久々に取り出した乾燥状態の飯台は目には見えない隙間がある。つまりそのまま水を張ればポタポタ漏れてきてしまいます。よって、そんな使い方をする前には一時間程度水を張り、濡れても良い場所でしばらく放置してください。すると木が膨張し水漏れしにくくなります。それでも水漏れする場合は米のとぎ汁を半分くらいまで張って一時間程度放置、これで大概は水漏れは防げるはず。ただ、やはり使用する状況は人によって様々ですから、水漏れが全くないと断言することは難しい。濡れて困る場合はふきんを敷いたり受け皿などを使うなどして対策をしてください。また、使用している際も、水漏れしていないか都度確認した方がよさそうです。使い終わった後は、なるべく洗剤を使わず束子で汚れを落としてから、やわらかいふきんで水分をふきとって陰干し。しっかり乾燥させ、カビが生えないようご注意を。ただし直射日光で急激に乾燥すると、反りやゆがみ、ひどい時は割れてしまうなんてこともあると聞きますから、直射日光の当たらない場所で乾かしてください。いずれにしても飯台は乾燥具合によって木の収縮と膨張があること、それを頭に置いて使っていただければ諸々の問題に対応できます。ものを使う中でその特徴を知り、理解しながら上手く付きあっていく、これが積み重なっていけば、生活の色んな部分に応用でき、自分で考え解決できる力が身につく。昔の人が物知りだなーと思うのは、あらゆることを自分で試した、実体験が多かったからなのかもしれない、飯台のことを考えながらそんなことを思っていました。最後に、これは私の使い方。飯台を使う前、流しで水を張るついでに葉物の野菜を浮かべシャキっとさせたり、土モノの食器を水につけたりするのがなかなか調子いいです。ボウルだとイキのいい野菜ははみ出てしまうのですが、飯台五合ぐらいの大きさがあるとしっかり水につかり、野菜たちも気持ち良さそうですよ。(スコープ成戸)

東屋 (あづまや)  飯台

箍(たが)が外れなくなる
仕様変更がされました

この飯台や桶などは、無垢板を箍(たが)と呼ばれる金属や竹の輪でキツク止めることで成り立っています。ですが、使っていくと木が水を吸って膨張し、乾いて収縮します。その時の気温や湿度の違いにより膨張したり収縮したりもしますから、使用方法や環境により、この箍が外れてしまうことがあります。そうしましたら、箍を締め直すしかないのですが、それがなかなか素人ではキッチリ落ちてこなくなるほどキツク締め直すことが難しい。プロに頼んで締め直すのが一番ですが、なかなかそれも手間なので、だましだまし自分自身で箍を何とかはめ込んで使い続けてみる方が多いと思います。それで、その箍が外れることを防ぐために、本体に少し溝を掘りこみ、そこを箍でしめるという仕様変更が行われました。これにて余程のことがなければ箍は外れないと思います。

ブランド
東屋 (あづまや)
製造
山一 (やまいち)

商品スペック

材質
木曽椹(きそさわら)、銅
寸法
二合:約φ275×H82mm 内径φ247mm / 約526g
三合:約φ295×H85mm 内径φ265mm / 約580g
五合:約φ325×H87mm 内径φ293mm / 約730g
七合:約φ365×H95mm 内径φ335mm / 約890g
生産
Made in Japan

修理について

購入前に確認ください

  • 木目から染み出ているのはヤニです。長持ちの立役者で人体には無害です。
  • 直射日光による過度な乾燥は避けてください。割れの原因となります。
  • 天然木を使用している部分は、一点一点の木目の見え方が異なります。

説明書ダウンロード:飯台

  • 二合

    12,870(税込)

    あと 3個

  • 三合

    14,300(税込)

    あと 2個

  • 五合

    16,390(税込)

    あと 2個

  • 七合

    18,480(税込)

    あと 1個