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ラインナップ

東屋 / 姫フォーク

どうして、そんなに、みんな
姫フォークを欲しいと思うのか
デザートフォークではダメなのか

東屋と一緒に、どんな物を作ろう?どんな物が欲しい?という話をしていると姫フォークが結構な割合で話題に上がる。何故だかみんな、姫フォークが欲しい。そして、僕も、それを欲しい。ただ、なんとなく欲しいと思っていた。姫フォークの試作が届いた頃、何故必要なのか?使いながら具体的に考え始めた。手持ちのデザートフォークではダメなのか?という事を、今更ながら考え始めたという事である。確かにデザートフォークで事足りる。それで足りてしまうのだけれども、ただ違うと感じる場面があり、僕だけではなく多くの人が同じくそれを感じるから姫フォークが必要なのだろう。フォークで茶碗のご飯を食べるのは違うよねっていう事程では無いにしても、弱なるフォークで茶碗のご飯を食べるのは違うよね感が、デザートや果物周りの生活にチラチラ見え隠れするのだ。洋食器に取り分けられたデザート、そのプレートの横に添えるのなら、銘々にサーブされた洋風デザートを食べるのなら、今食べようとしている食べ物が洋のカテゴリーにあるのならそれはデザートフォークでいい。食後に果物を剥いて食べましょうと母親がお盆にナイフと果物をのせて運んできて、剥いたそばから食べる。そんなような事であったり、食べるものが日本的食材だったり、盛りつける器が和食器であるのなら、デザートフォークでは大きく、雰囲気にも違和感が生じてしまう。だから、そこは姫フォークがいい。加えてデザートフォークは個人個人、その場にいる人に添えられているが姫フォークは果物だったりの食べ物に添えられているような印象がある。お皿に盛られたフルーツをみんなでプスプスと刺して食べるのなら姫フォークの方が断然、絵になる。姫フォークが欲しい。それは洋なのか和なのか。それに合わせて使い分けたいだけの事なんだろう。日本人だからデザートフォークではなく姫フォークを使いましょう!と、全てを切り替えるような話ではない。和食では箸を使い、洋食ではナイフやフォークを使う。日本茶には湯呑を使い、紅茶や珈琲にはカップ&ソーサーを使う。でも、デザートは全てデザートフォークを使っている。だからそこに日本的な姫フォークを加えるのは正解、と思う。これにて僕らの食全体はスッキリし、物は増えるが、品が増し僕には良い事ばかりに思えている。

拡大縮小からできた物でなく
小さく凝った形と素材の良さ

別にステンレスがダメというわけでは無いのだけれど、東屋の姫フォークは品があって雰囲気がいい。姫フォークの様な和に向いた道具は、ステンレスより、真鍮や銀といった素材が似合うように思う。経年変化していく真鍮や銀の価値観は既に東屋の盆やバンクトレーでも感じ、その良さを理解しているからより一層、そう思うのかもしれない。変わらない姿より、変わっていく姿を良しとする、それというのが日本人の感覚によく馴染むのだろうか。また形も独特で洒落ている。洋のカトラリーであればディナーが中心にあり、それを縮小した物がデザートのカトラリーと大雑把にはそうなる。けれど、この姫フォークは姫フォークに特化したデザインがされている。だから細部まで非常に凝っている。その姿勢が日本的なんだと思う。コスト最優先で考えてしまえば、こんな風な物はできてこない。小さな物を徹底的に考えつくし完成させる。そんな日本的な物作りの姿勢あってこその物種と、東屋の姫フォークを手に思う。最後に使ってみての細かな補。少しの事だから多くの方は気にする必要もないのだろうけれど、念のため。真鍮は口にすると真鍮の味が少しします。カトラリーなので鉛フリー(鉛を含まない)の真鍮が使われていますが、それとは別の話で真鍮独特の味がします。それを苦手に思う場合は銀めっきをどうぞ。

ブランド
東屋 (あづまや)
デザイン
猿山 修 (さるやま おさむ)
製造
坂見工芸 (さかみこうげい)

商品スペック

材質
真鍮、真鍮銀めっき、純銀(箱:秋田杉)
寸法
L87xD6mm 5g
箱(純銀):W50×D105×H15mm
生産
Made in Japan

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説明書ダウンロード:真鍮、真鍮銀めっき / 純銀