東屋 / ジューサーNo.1
ジューサーはこれにて満足
もう他は考えなくていいナ
東屋さんから「使ってみて。」と早い時期にサンプルをいただいたジューサーだったんだけど、そもそもジューサーを使う癖がないから結構な期間、使わずにいました。(東屋さん、ごめんなさい)でも、いい道具というのは、使いだせば用途が湧きでてくるもの、フローラの撮影合宿(1週間)へ持っていったことがキッカケとなり開眼です。ジューサーは撮影合宿で大活躍でした。サラダのドレッシングを作り、ポン酢も作りました。あらゆるソースやディップはジューサー中心に出来上がっていきます。 果物を絞ってジュースを作り、 ライムを搾ってカクテルも作ってみよう!そんな新しい楽しみや試みも生まれました。そしてキッチンだけでなく、食卓でも大活躍するのだから申し分あるわけがない。使って慣れてしまえば、使いどころはとにかく多くて、すぐになくてはならない道具となってしまいます。気付けば棚の奥深くに仕舞われることもなく、常に取りだしやすい一等地に鎮座させている。不満足な部分がないから、他の物を探す、検討する必要もない。とにかく満足、これがいい、これでいい。僕が知人に猛プッシュしてしまうおススメ道具の代表格です。
上下パーツの組み合わせはばっちりです。果汁を搾る時に力をかけても不安はありません。絞る時にはかなり力を入れるから割れてしまわないか?使う前には心配になるのですが、樹脂製品にも多い道具なのだから、磁器であれば余計に強度もあるだろうから大丈夫。そして使ってみれば、よく搾れます。何度も試作を重ねて完成させたという物ですから(かなり苦労された様子)、果汁を搾りとる山部分は、それほど力をいれなくても効率よく綺麗に果汁を搾りきれるように見事に調整されています。初めて絞った後のレモンを見ればきっと感動しますよ。もうこれ以上搾れないだろうなって見た目にわかる状態になっていますから。とても気分がよい、使っていて気持ちがよい、そういった道具というのはいいですね。よく切れる包丁みたい。
使い勝手の良さを追うあまり
作るのに相当な手間がかかる
搾り取った果汁が落ちて溜まるジャグ部分。見た目も綺麗なので、そのままテーブルへ持っていっても絵になります。東屋の茶海とも似ているのだけれど、手作りのドレッシングやポン酢、ソースといった調味料の類をいれるのであれば、ジューサーの方が雰囲気いいといいますか、馴染むように感じます。だから、下だけの活用頻度も極めて高くなります。注ぎ口には匙やスプーンがうまくはまり込み、場所が安定するのも細かいですが使い易いポイントです。そして、注ぎ口のキレはいう事なし。こういう物の大半は、大いに垂れてくれます。海外の物に限らず、日本製の物でも垂れますし、垂れない物の大半は、水をはじく塗料をぬって回避している事が多いようですが(それが悪いとはいわない)、東屋の物は形と細かな仕上げでそれをクリアし、そうそう垂れません。とにかく直球勝負で潔く、素晴らしい完成度だと思います。 ただ、誰もやらないレベルで完成させているだけあり、これまた生産するのは大変!これこそ真に職人さんの頑張りで乗り切っています。 マシンメイドで人の手をほとんど介さず、必要な分はいくらでも作れるといった物ではありません。そして、これだけの物をこの値段で手に出来るのは、東屋と多くの職人さんのおかげです。ただ、定期的に大量入荷することが難しいという現状もありまして、人気が高まれば欠品と入荷を繰り返す事になるわけですが、そこはどうぞ大目に見て頂きたい。
レスカでも作ってみよう。
レモンといえばレモンスカッシュ、レスカです。ジューサーを見たら誰もが思い描く飲み物を何のひねりも無く、やってみました。まずはジューサーでどんどんレモンを絞る。絞り部分の凸凹で、レモンの内側がとても綺麗に絞れるから気持ちがいい。蜂蜜を混ぜたレモン果汁を炭酸で割り、最後にミントを飾る。分量は適当でOK。酸っぱいようなら、蜂蜜を足しましょう。 出来あがったレスカは思い出すだけで、口の中が酸っぱくなるけれど、作るのも楽しく、搾りたてのジュースは美味しい。そして、フルッタにレモンの黄色が映えて、その雰囲気もとてもよかった。ほんのひと手間で、爽やかな夏のおもてなしドリンクが完成するからジューサーを手にしたら、ぜひやってみてほしいです。
上が割れた下が割れた
パーツ売りについて
上が割れた、下が割れた。対で使う道具は、片方が割れてしまうと少し困ったことになります。だから長く使い続けていくために、割れた時に上だけ買えたらいいのに、下だけ買えたらいいのにというご希望ご要望をいただくのですが、それは結果として難しいのです。何故なら全てが同じサイズではなく、個体差があるから。ひどい場合入らなかったり、噛み合ったり、逆にスカスカで使えないことがあります。その理由は、乾燥時の歪み、型の摩耗などで個体差が出てしまうためです。そして製品は、その個体差のある物を1点1点上下合わせて、良い組み合わせにしているのです。ですから、上のパーツだけ、下のパーツだけといったパーツ販売は現状難しい。下だけ残った場合はジャグとして使えば良いのですが、上だけ残った場合はどうすればいいのか?それは別の機会にでも考えてみようと思いますけれど、手近にある物で代用するってことになりそうです。また下がないと困るから下だけ2個になったセットを作るのはどう!?2パンツスーツみたいな発想もありますが、それまた無駄を生み出すからやりたくない。つまり、どうするのが一番良いかといえば、割らないように使う、これが一番です。とても優れた道具ですから、もし片方割れてしまったら、もう1セット手にして、もう二度と割らない、割らずに使い続けようと心に決めましたら、他の食器を割ることも少なくなるかもしれません。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- デザイン
- 猿山 修 (さるやま おさむ)
- 製造
- 白岳窯 (しらたけがま)
商品スペック
- 材質
- 磁器(天草陶石)
- 寸法
- 約W140×D95×H103mm
適量:160ml / 満水(下部すりきりで):240ml
上部:約80g / 下部:約230g - 生産
- Made in Japan
- 備考
- 電子レンジ ○ / 食器洗浄器 ○
購入前に確認ください
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
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