Holmegaard / Old English フラワーボウル
クラシックな脚付ボウル
オールドイングリッシュ
ホルムガードにはフローラという名作花瓶がある。それがスコープ的生活の中心にあるから、日々の花周りは満足している部分でもあり、なかなか新しい花瓶をラインナップしようという気にもならないのだけれど、久しぶりにそのラインナップをサンプルと共に見返す機会があり、そこで一つの花器に突然惹かれた。オールドイングリッシュというフラワーボウル。その背の低いフラワーボウルをまず使ってみたくなった。こういった脚付で背の低いボウルも珍しくはないのだけれど、マウスブローで作られクラシックで上品さのある物となると、出会う機会は少ない。これに惹かれた最大の理由は、その物の雰囲気なのだ。そして嬉しい事に試用している所をインスタにPOSTしたら、かなりの反響があった。説明抜きにして雰囲気に惹かれる人が、僕と同じく沢山いてくれたようだ。物を見て使い続けていくと、こういったクラシックな雰囲気を持ち、上品な物を好むようになるのだろうか。宙吹きのグラスなんかと良く合いそうで、シックなテーブルではとても映えるだろう。そして、もう1つ。こういった脚付きで背の低いボウルを花器として使う方向が僕には新鮮だった。加えて自分でもやれそうな気がしたというのは大きい。実際にトライすると、フルーツを盛るようで、花をいける事は難しくない。オールドイングリッシュがユーザー発アイテムだから特にそうなのだろう。フラワーアートとガーデニングに情熱を燃やし続けている男が、伝統的なイギリス流ガーデニングからインスピレーションをえて、ホルムガードとコラボし作り上げたそうだ。ブーケを横たえるイメージで切り花を積み上げていけたり、花を浮かべたり、やり方を多少は考えないといけないけれど、球根を育てるのにも使えるようだから、それも一度試してみたい。ユーザー発の物というのは、やはり使い易く素晴らしい。どう使おう?という用途が大いに広がりをみせる。
ベースなのかボウルなのか
用途の広いガラスボウル
イッタラのフローラボウルは食器であるけれど、寸胴な形をしているから花器としても使える。このオールドイングリッシュは花器なんだけれども、この形であれば食器としても使える。使えるイメージは思いっきり広がるんだけど、オールドイングリッシュのフラワーボウルは浅くて口が少し狭くなっているから、器として使った場合は多少使いにくく感じると思う。カットフルーツ程度なら良いけれど、アイスクリームやヨーグルトとなると、これじゃなくても良いような、そんな風に僕は思っています。だからといって花に用途を限るわけではなく、センターピースのように使うのであれば向いている。お菓子入れとしてもフルーツボウルとしても活躍します。花を盛る、果物を盛る、お菓子を盛る、つまり盛る方向。テーブルに変化を持たせる方法として異なる素材を取り入れるという事に加えて、こういった高さの異なる物を取り入れるというのは、大いにアリですからそんな盛る方向でテーブルの器に高さの変化を組み込むと特別な印象が生まれシャンな雰囲気になるでしょう。ダイニングテーブルのセンターピースであったり棚の上の飾りとして置くのでしたら、その場のサイズに合わせて19cmか25mのサイズを選ぶと存在感があって良かったです。場にゆとりあれば2個使いもどうぞ。
2022年10月17日
クロッカスの水栽培
10月に入ったら、ヒヤシンス用のベースセレブレイトで育てる球根を準備し始める。という流れが生活の中で定着してきました。ヒヤシンス栽培に慣れてきたここ数年はもっと春を華やかにしてみたい!と少し欲を出し、セレブレイトの足元にオールドイングリッシュを並べ、クロッカスの球根を育てて楽しんでいます。実は、去年もインスタで球根を水苔に並べるところまで皆さんにご紹介していたのですが、クロッカスが咲き揃った、一番華やかなその瞬間を撮ってない。「可愛らしく咲いとるねぇ~。」とスタッフ鈴木と共に、純粋に愛でていただけの記憶しかない。ボーっと生きててチコちゃんに叱られる。今年こそはベストタイミングで映え写真撮りたいと思います。オールドイングリッシュで育てたクロッカスが開花すると、テーブルの上に小さな花畑が急に現れたようなメルヘン感もあり、本当に可愛らしいのです。(スコープ酒井)
- ブランド
- Holmegaard (ホルムガード)
- デザイン
- Claus Dalby
商品スペック
- 材質
- ガラス
- 寸法
-
19cm: 約φ185xH85mm
25cm: 約φ250xH95mm
- 生産
- Made in Poland
購入前に確認ください
- 脚とボウルの継ぎ目に、製造時に生じる細長い弧を描く気泡が入っています。