iittala / Annual Cube
Annual Cube 2024
アニュアルキューブ2024はアニュアルキューブ1992と同系統の装飾です。ただ1992年版で使われていた色ガラスは不透明のグリーン、そこが透明感ある薄いブルーに変わっているので、かなり印象が違います。ハッキリした装飾が多いキューブですが、2024年版はとても透明度が高くてボンヤリしているのが何よりの特徴、そして魅力です。キューブはいくつか積み上げると素晴らしい存在感となりますが、2024年の装飾は本当に薄味で綺麗に場に馴染むので、1つだけ飾っても静かで素敵です。ボンヤリした青を通して見える周りの光景、雨の日にいいなと思えば、晴れの日にもいいと思うし、曇りの日にも良く見える、いつ見ても綺麗なブルー。暗い日には静かで、明るい日には晴れている、淡くて青いキューブ、とても美しいです。
Annual Cube 2022
2021年はアメジストがキーカラーでしたから、アメジストを使ったアニュアルバードやキューブが製作されました。そして2022年アニュアルカラーはコッパー、そのコッパーとホワイトの組み合わせで2022年のアニュアルバード、アニュアルキューブも生産されています。前年のアメジストに比べましたら落ち着きの配色、つまり地味ではありますけれど、2022年のアニュアルキューブはこの装飾形状に面白味がありまして、センター感すらありますので色が地味だからと敬遠するのは勿体ないです。特に個別販売にて複数並んだところを見ますと、透明ガラスの中に浮かぶクラゲなのか、クリオネなのか、それは小さな透明感ある生物のようにも見えてきます。そして、その個体差が実に面白い。アニュアルキューブといえば綺麗、でも2022年は面白くて可愛らしい。キューブを並べよう、積み上げようと考えているのでしたら、こういった変わり種が加わりますとより魅力的に見えてくると思います。また、2022年も前年同様に過去作の色替えで、2012年のアニュアルキューブの色ガラスがコッパーに変更されています。もし2012年のアニュアルキューブを持っていらっしゃれば、一緒に並べましたら兄弟みたいで可愛いんじゃないかと想像します。ただ僕は2012年のアニュアルキューブを持っていないので、それを並べたらどう見えるのか?そこはわからないのですけれど。
Annual Cube 2020
オイバ指導のもと試作を続け、なんとか完成に至りましたロリポップそれと似た技法で作られているのが2020年アニュアルキューブ。配色は異なりますけれど、このキューブを潰しますと、スコープ別注ロリポップみたいな作品が出来上がります。渋い配色に関してもスコープ別注でオイバとは色々と作ってきましたし、ポムポムも最初期は渋い配色で試作したりもしたものです。過去の試作な日々、試行錯誤の経緯が思い出される、そんな2020年のアニュアルキューブ。とはいえ、こういった装飾の仕方は過去キューブによく見られる定番です。
Iittala 202x
●●●●/2000 Oiva Toikka
現在スコープで販売しているアニュアルキューブは 『 Iittala 202x ●●●●/2000 Oiva Toikka 』と、全て手彫りにて刻印されています。202xの部分には年号が、●●●●の部分はシリアル番号が入ります。最大生産数は2000個ですから、2000個に達するかその年が終われば生産は終了です。年号やシリアル番号は、裏面に刻印されることが多いのですけれども、側面に大きく刻印されているところにオイバ先生のキューブらしさあり。そして年号が側面に大きく刻印されていると、その年がより特別な年のように感じられます。ずっとお祝いしているみたいに。だからキューブというアイテムは誰かの特別な年を記念するアイテムとしては非常に素晴らしいアイテムです。ちなみにキューブが他のガラス作品に比べて高額になる理由は、色々なガラスを巻き取り細工をして綺麗なガラスの塊を作っていくのはロリポップなどにも共通する作業なのですが、それだけでなく、出来上がったガラスの塊をカットして6面を研磨することでピカピカに仕上げるという大変な仕事が必要だからです。その研磨作業がコストの半分なんて噂話を聞いたことがあります。
2020年6月19日
積み上げるが全てではない。
アニュアルキューブを飾ることを考えますと、どうにも積み上げたくなります。これは僕だけでなく、誰もがキューブを見れば積み上げてたくなるのだと思います。そこを目指せないのなら買うべきではないぐらいに思ってしまいます。そう考えてしまうのも全てはフィンランドで目にするアニュアルキューブのどれもが積み上げられているからでして、僕らがフィンランドで撮影したキューブの写真はどれも積み上がった姿ばかり、僕らの撮影するイメージも右にならえで積み上げた写真ばかりだからです。アニュアルキューブのデザイナー、オイバ・トイッカも自宅では壮大に積み上げていましたし、石本藤雄先生の自宅でもキューブは積みあがっていました。フィンランドの友人宅もしかり。フィンランドにある全てのキューブは積みあがってるんじゃないか?ってぐらいに積みあがっているキューブワールドですから、皆がそう思ってしまうのです。でも飾り方はそればかりでもないんじゃない?それで今回試した飾り方に至っています。といいましても積み上げず、並べただけなのですが。日本は地震もありますから、積み上げるのは素敵だと思っても、そうするにはナカナカ勇気がいります。かといって接着するのは躊躇われる。それで少し隙間をあけ、均等に並べました。これであれば重く小さく低いキューブですから多少のことでは落下することは無いでしょう。そしてキューブは大きな物ではありませんから、窓の枠に少し余裕があれば、写真みたいに飾ることができます。光が入る窓枠はキューブがよりよく映えます。スコープアパートメントでキューブを飾った窓枠は幅13cm。かなり余裕がありますから、窓枠10cmもあればいい感じに飾れます。また目線より下に飾るのでしたら、積み上げなくても十分にその素敵さは発揮されるようです。横から見るのではなく、上から見下げる位置に飾りますと、側面だけでなく、上面も視界に入ってきますので、その反射も含めて積み上げずとも綺麗に見えるのです。横に1つづつ綺麗に並べて置くのであれば、積むより何倍も安心して飾れますし、また数も少なくてすみますから現実的です。撮影が終わってもそのままにしておきたいと思うぐらいによかったです。結果、そのままにしてるんだからホント良かったのです。そして窓が目に入るたびに綺麗だなーって思えるのですから実にハッピー。キューブも積み上げるばかりじゃないようです。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- 約W82×D67×H79mm / 1140g
*重さは個別に計測しています。各カート上でご確認ください。 - 生産
- Made in Finland
- 備考
- シリアルナンバー入り
刻印:Iittala 2024 *** / 2000 Oiva Toikka
刻印:Iittala 2022 *** / 2000 Oiva Toikka
刻印:Iittala 2020 *** / 2000 Oiva Toikka
購入前に確認ください
- 小さなヨレや気泡、黒点がガラス内部に含まれていることがあります。
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
2024
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2024 No.209
143,000円 (税込)
1159g -
2024 No.220
143,000円 (税込)
1166g -
2024 No.248
143,000円 (税込)
1167g -
2024 No.258
143,000円 (税込)
1140g -
2024 No.260
143,000円 (税込)
1151g -
2024 No.269
143,000円 (税込)
1155g
2022
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2022 No.26
121,000円 (税込)
1148g -
2022 No.77
121,000円 (税込)
1164g -
2022 No.104
121,000円 (税込)
1121g -
2022 No.107
121,000円 (税込)
1153g -
2022 No.144
121,000円 (税込)
1146g -
2022 No.153
121,000円 (税込)
1161g -
2022 No.154
121,000円 (税込)
1153g -
2022 No.155
121,000円 (税込)
1119g -
2022 No.156
121,000円 (税込)
1176g -
2022 No.157
121,000円 (税込)
1167g -
2022 No.186
121,000円 (税込)
1127g -
2022 No.191
121,000円 (税込)
1106g -
2022 No.197
121,000円 (税込)
1114g -
2022 No.199
121,000円 (税込)
1115g -
2022 No.201
121,000円 (税込)
1130g
2020
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2020 No.294
110,000円 (税込)
1136g -
2020 No.315
110,000円 (税込)
1149g -
2020 No.342
110,000円 (税込)
1153g -
2020 No.345
110,000円 (税込)
1126g -
2020 No.359
110,000円 (税込)
1142g販売終了しました
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2020 No.361
110,000円 (税込)
1131g -
2020 No.380
110,000円 (税込)
1126g -
2020 No.398
110,000円 (税込)
1119g -
2020 No.400
110,000円 (税込)
1129g