iittala / Aino Aaltoタンブラー
超ロングセラー
アイノ・アアルト
1932年に開催されたデザインコンペで2位に入賞したアイノ・アアルトのBolgeblick(ボルゲブリック)。石を水に投げ入れた時、水面に広がる波紋を意味するスウェーデン語がその名になっています。それは1934年に製品化され、そこから度々変更は加えられているのですが、大きく変わることもなく今日まで生産され続けています。歴史はカルティオより長く、イッタラを代表する圧倒的な超ロングセラーです。スコープがイッタラの取扱を開始した頃、日本ではアイノ・アアルトがダントツの人気アイテムだと聞きました。カルティオ程にシンプルな物ではなく、段になった側面がアイコンになっていてカッコイイというより可愛らしい。また、その側面は見た目だけでなく、手に持ち易かったり、スタッキングし易かったり使用上の効果も十分にあります。段になった側面が、製造時に生まれるちょっとした事であるとか、使用していくなかで生まれる小傷なんかを目立たなくしていて(これはカステヘルミとも似ている)1つのデザインが多くの素晴らしい効果を密かにもたらしています。このグラスを愛用していてイイナと思う瞬間は、光の強くさす場所にグラスがあり、グラスの周りに綺麗な光のリングが生まれる時です。まさにその名の通り、水面に広がる波紋のような光の輪がテーブルに生まれる瞬間があるのです。偶然そういったシーンに出会うことがなんだか自然で美しく実にイイもんだなと思います。アイノ・アアルトのスタート、ボルゲブリックは濃色が中心にありましたが、こうして使い続けていますと、やはり中心はクリアであり、お酒を飲むというより、水やお茶や炭酸水にジュース、そういったソフトドリンクを飲むのに向いたグラスだと感じます。
色展開について
一番使ってしまうリネン
アイノ・アアルトはカルティオに比べて色展開が少なく、限定色が出ることもあまり無いのでイベント性に乏しく、存在も薄くなりがちですが、フィンランドを代表する超ド定番グラス!とっても大事なアイテムです。定番7色のうち、よく使うのはクリアとリネン、リネンは薄くて落ち着きがあり現行ティーマの配色とも相性が良いので大活躍です。どの色にするか悩みましたらクリア、クリアでは物足りないと思えばリネンが良いです。ティーマのリネンには、ガラスもリネンを選びたくなりますから。ウォーターグリーンとアクアは色の明るさが似ているので一緒に使う食器が白メインであれば、この2色を合わせると春のような温かな季節には綺麗に見えると思います。暑い夏にはアクアとウルトラマリンブルーのような組み合わせは涼し気です。パラティッシブラックやエミリアのようなモノクロ食器と一緒に使うのでしたらダークグレー、リネンやカルーナのような落ち着いた色を選ぶと綺麗です。気軽な朝食や昼食ではデザイン的にも特徴のあるアイノ・アアルトがテーブルを少し明るくしてくれるわけです。カルティオか?アイノ・アアルトか?朝や昼に積極的に使うのでしたらアイノ・アアルトは明るくカジュアルでとても良い雰囲気です。どこか若さを感じます。
カルーナとパラティッシパープル
カルーナとパラティッシパープルは素晴らしくマッチングが良いです。特にカルーナのガラスを2つ一緒に使うと素晴らしく映えます。1つではなく2つ、2つのカルーナをパラティッシパープルに添えましたら、より素晴らしく映えますのでお試しあれ。カルーナが存在するガラス食器はアイノ・アアルト、カルティオ、カステヘルミです。アイノ・アアルト以外はカルーナだけでなくパイングリーンもラインナップされていますから、その2色をパラティッシパープルに添えることができればベストながら、アイノ・アアルトにはパイングリーンが存在しないので、カルーナに絞る、もしくはカルーナ+クリアとなるわけです。これはこれで落ち着いていて素敵です。
2021年2月5日
ウォーターグリーンとレモンジュース
お酒を控えねばならぬ体調ゆえ、スーパーではジュースに目をむけるようにしています。それがいいのかどうか?ですが、アルコールよりはジュースの選択です。そこでサンペレグリノのリモナータ、つまりレモンジュースを見つけて買ってみました。さて、この明るく黄色いレモンジュース、これはアイノ・アアルトのどの色にいれたら綺麗だろうか?と試してみますと、抜群だったのがウォーターグリーン!意外だったのですが、実際に注いでみれば当然といえば当然のマッチング、本当に良かったです。ちょっとグッときちゃったな。色合いほぼ同じでしょうからグレープフルーツジュースなんかにも良いのは当然でしょう。カルティオを使っていてアクアはアイス珈琲を飲むのに良いと感じましたから、アイノ・アアルトでも同じことが言えるでしょう。そうしますとウォーターグリーンやアクアといった明るい色というのは、その人がよく飲むものによっては使いどころが多くなります。どちらかといえば渋い色を選びがちですが、ティーマパウダーみたいな明るい色と組み合わせましたらよく映えますし、食器が白メインであれば明るく爽やかな雰囲気となりますから春から夏にかけてはとても重宝しそうです。
2023年1月23日
ザ・フィンランド
イッタラ2023年アニュアルカラーのウルトラマリンブルーがAino Aaltoにも登場!ということで早速使ってみました。ウルトラマリンブルーの青はフィンランド国旗とすごく色味が似ていて、Teemaホワイトと合わせたらザ・フィンランド。シャチョウならきっとやらないであろう超王道な組み合わせですが、ガチ勢的にはこういうのがついやりたくなってしまうんですよね~。学生の時に初めて手にして以来、アイノ・アアルトのタンブラーは日々の生活で一番手に取る気軽なグラス。お客さんが来るときはカルティオを使うことが多くアイノはテーブルに何個も並べることが滅多にないのに、改めて食器棚を見てみたらブルー系だけでも結構あって我ながらビックリです。(スコープ松尾)
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Aino Aalto (アイノ・アアルト)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- 約φ75xH90mm / 220ml
- 生産
- Made in Finland
- 備考
- 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 底にガラスのシワが見られる場合がございます。
- 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。
説明書ダウンロード:ガラス食器
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リネン
1,650円 (税込) -
〈在庫限り〉シーブルー
1,650円 (税込) -
ウルトラマリンブルー
1,650円 (税込) -
アクア
1,650円 (税込) -
ウォーターグリーン
1,650円 (税込) -
ダークグレー
1,650円 (税込) -
クリア
1,650円 (税込)