iittala/ Teemaスクエアプレート16×16cm
ティーマというよりキルタ
FIN的サンドイッチの記憶
僕はこのTeemaスクエアプレート16×16cmが好きです。ティーマのベジタブルディッシュの後継という立ち位置ですから、本来であれば前の方が良かったと思うはずなのですが、なんだかコレでいいように思っています。そして、この器をみるとどうもフィンランド流のサンドイッチ、オープンサンドといいますか、つまりは日本の手巻寿司的な発想で好きに野菜やハム、チーズをパンにのせて食べましょう!という気軽な朝食昼食をボンヤリ思い出しています。その思い出してしまう理由を真剣に掘り起こしてみましたら、僕がフィンランドで招かれて食べていたサンドイッチ的食事には、ティーマの前身、キルタのスクエアプレート、ヴィンテージがよく使われていたからだとわかりました。ベジタブルディッシュと比べると大きく深くなった、新しくなったと感じるスクエアプレート16×16cmですが、キルタも含めて考えましたら昔のキルタスクエアプレートに近いサイズ感になったといえます。キルタのスクエアプレート、カタログ表記的には17cmとなっていますが、実際はそれより少し小さくて16.5mm前後、そして高さは5cm前後ですから、ティーマスクエアプレート16×16cmにかなり近いのです。こういった少しザックリとした物の雰囲気は、どこかキルタ感あります。僕はフィンランドを懐かしんでか、たまにこんな食事をしたくなり、ティーマスクエアプレート16×16cmを手にするようです。
プラターロングと同幅同高
併用し易くなったんですよ
2005年のティーマリニューアルでベジタブルディッシュ15×15cmの後継として、リムの角度や高さが見直されて新登場したのがスクエアプレート16×16cmです。とはいえ、ただ大きくなっただけではなく、Teemaプラターロングと同じ幅、同じ高さに整えられていますから、プラターロングと一緒に使ってテーブルセンターを構成するアイテムとして考えましたら都合の良い変更です。そして、そう使いましたらテーブルセンターは規則正しく整いますから、手軽に素敵な見栄えとなってくれますし、プラターロングと重ねて綺麗に収納することもできますから実に便利です。また、スクエアプレート12×12cmを別注しまくっている今となっては、ベジタブルディッシュ15×15cmよりスクエアプレート16×16cmの方が使い処も多いように感じます。ただ、丸皿に比べてどうしても値段が高くなってしまう角皿。それは生産上の理由と言われています。円形の食器は回転させて成型することができますから効率的に作ることができるのですが、角皿は型を使い生産されますから、丸皿生産に比べて生産効率が悪い。それが割高になる一般的な理由です。そして、こういった角皿のラインはやはり焼成していく中で歪みがでます。リムが高ければ高い程に、辺が長ければ長い程に歪みがでます。難も多いわけです。ですから多少のガタツキやラインの歪みは発生しますので、そこはどうかご了承ください。
2021年3月10日
別注しづらいアイテムのはなし
Teemaスクエアプレート16×16cm、リネン別注しないんですか?って質問をよく賜わります。センターピースとしても活躍し、深さもあるからアレコレ活躍、グラタン皿としても十分なサイズで此れはアリの1枚!僕もその気持ちわかるんですが、別注するのは大変です。新色情報もなく、ライトブルーも廃番となり、ホワイトのみの色展開となっていくスクエアプレート16×16cm、結構使うアイテムだけに残念ではありますが、何故色が増えないのか?といえば、やはり他定番アイテムほどの人気はないのです。ライトブルーもこれはと思って在庫を積み上げてみましたが、イマイチ人気ふるわず在庫の山をキープしていました。ここを別注するのは相当の覚悟がないと難しい。別注とは借金と倉庫スペースとの格闘技!みたいなところがありますから。あと別注しづらいアイテムとしては、今後イッタラから出てくるかも?と僕が少しでも思うアイテムはナカナカ難しい。そういった意味ではイッタラ定番でも色追加されたりされなかったりのディーププレート21cmに対する別注、例えばリネンなんてのは別注したいんだけど、ナカナカ実行できない一手です。これから出てくるのなら、別注しなくても取り扱いできますからね。それで、ほぼ色追加のないゾーンばかりをスコープは別注しているわけです。それでも別注しづらいのがプラターロング、スクエアプレート16×16cmといったアイテムで、更にその上をいく絶対不可能アイテムがプラターワイドとかコーヒーポットというわけです。
2022年3月23日
リネンとパールグレーが定番に加わる
なかなか新色の増えないアイテムながら愛用する人も多いですし、Teemaラインナップから外されることもなく定番であり続けているTeemaプレートスクエア16×16cmに、久しぶりの新色リネンとパールグレーが加わりました。そこまで爆発的に売れるアイテムでもない、別注するには厳しいアイテムだけに、定番の新色追加は本当に嬉しい展開です。特にリネンの登場はありがたい!そんな流れにのり?春になって、そら豆がスーパーに並んでいましたからスコープ愛読のレシピ本《バスクの修道女 日々の献立》、その表紙写真にもなっている料理《鶏手羽元とそら豆のハーブ風味》を作りました。この料理はかなり気に入りもう何度も作っています。それで、新たに追加されたTeemaプレートスクエア16×16cmをとり皿として使ってみました。手羽元ぐらいのサイズとなりますとTeemaプレートスクエア12×12cmでは少し小さいですし、深さもこの料理によく合っているように感じたからです。ホワイトのみのラインナップだと数を揃える気持ちにならないのですが、こうして色が増えると手持ちの数が少し増え、数が増えると用途も広がって、こうして銘々皿、取り分け皿としても使うように発展しましたのはいい流れです。新色のリネンとパールグレーの併用もいい雰囲気でした。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Kaj Franck (カイ・フランク)
商品スペック
- 材質
- 磁器
- 寸法
- 約W165×D165×H45mm / 約460g
※個体差があります。 - 生産
- ホワイト: Made in Romania
その他: Made in Thailand - 備考
- オーブン(直火不可):○ / フリーザー:○ / 電子レンジ:○ / 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきはどれにもあり、良品としています。
説明書ダウンロード:陶磁器
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リネン
4,400円 (税込) -
パールグレー
4,400円 (税込) -
ホワイト
4,400円 (税込)