iittala/ Ultima Thule (ウルティマツーレ)プレート25cm
やっぱ、よかった
結局、よく使ってる
イッタラを代表するガラス食器、そのひとつがウルティマツーレです。巨匠タピオ・ヴィルカラがデザインし、イッタラ史上最も売れた食器といわれています。ただ、そんな人気アイテム、ブランドを象徴するシリーズだからこそ、ラインナップ豊富、これがまた豊富過ぎまして、フルラインナップすることが難しい。思い切ってフルラインナップ化したこともありますが、やはり僕の生活において用途が明解に見えていないアイテムはあまり使うことがなく、するとスコープでも売れてくれないので在庫の山となる結果を生みました。それでアイテムを絞り、その時にプレート25cmは取扱終了としたのですが、その後になって急に僕の生活で活躍の場が増えてしまい、取扱再開したのが2019年冬のことです。銘々皿的メインプレートとして使うには少し大きい?そんな印象もありますが、豪華さが魅力のウルティマツーレですから、250mmというのは立派で見栄えよく、テーブルでとても映えます。また、リムがないのでお皿としてはサイズいっぱいに使用できますから、センターピースとして活用しましたら立派に役割を果たしてくれます。そう、この用途があるからラインナップしているに等しいです。日々に使うというより、少し特別な日に前菜や果物を盛り合わせたプレートとして最適です。これだけではセンターピースとして物足りないとなればUltima Thuleプレート19cm、東屋のチーズボード、カッティングボードなどで補えば良いですし、それこそSunnuntai、Teema、Runo、Paratiisiなどの食器群と組み合わせましても、クリアのガラス皿ですから違和感がでることはありません。まさにパーティーとなれば、特別なテーブルとなればの1枚です。人数分そろえる必要もありませんので、そのままずっと1枚かもしれませんが、まず1枚、そんなウルティマツーレプレート25cmです。
Ultima Thule
Finnair
Ultima Thule(ウルティマツーレ)は1968年にストックマンで開催された展示会でお披露目となり、1969年5月15日、フィンエアーが新たにオープンしたヘルシンキ ヴァンター空港からニューヨークへの定期便を就航した際、ファーストクラスで使う器として選ばれました。一般販売される前にフィンエアーです。初期のUltima Thuleの生産にはグラファイト型が用いられ、それはヴィルカラ自身が削り出したそうです。僕自身、実物を見たことはないのですが、フィンエアーのロゴがデカールで転写されていて、デカールを転写し易いようスムースな部分が作られていたそうです。(実物見てみたい。)そして、1980年代にファーストクラスが廃止になってからは、特別便のみで使用され、1988年4月1日フィンエアーの75周年を記念して、Ultima Thuleは長距離便のビジネスクラスで再度使用され始めます。当時のグラスにはフィンエアーのロゴがサンドブラストで入れられていました。さて、今日はどうなっているか?ご存知の方も多いと思いますが、フィンエアーのビジネスクラス、フィンエアーの空港ラウンジでは、沢山のUltima Thuleが使われています。ただ、ロゴは施されていません。こうしてフィンエアーのあらゆる箇所でUltima Thuleが使われ続けるから、旅の思い出とともにUltima Thuleと人々の記憶が結びつき、愛用者が世界中に増え続けていく。フィンランドと聞いて一番に思いだす食器がウルティマツーレという人も多いでしょうし、ウルティマツーレがイッタラ史上、最も人気のあるガラス食器と言われるのも、それ故でしょう。
2022年2月14日
皿所持数と食事人数
ウルティマツーレプレート25cm、比較的大きなガラスプレートの類になりますから、前菜を盛り合わせましたり、冷菜を盛り合わせましたりして、主には愛用しています。で、そんな用途では大活躍なのですけれども、皆でシェアーなセンターピースではなく、個々のメインプレートとして、つまりパスタなんぞ盛りつけるには大きいか?いや、案外いいんじゃないか?と試しましたら、優雅な感じもあって凄くイイ雰囲気でした。このパスタは冷製のようで冷製でもなく、つまりサッパリした雰囲気の料理ならイイ感じになるんだなってことも併せて思いました。さて、このUltima Thuleプレート25cm、ナカナカ家族分を揃えることのないサイズなのですが、もしお持ちでありましたら、皿所持数と食事人数が一致した時は試用チャンスだと思います。今回のパスタ用というように、普段とは違った食器使いを試しましたら、新たな扉がオープン!することがありますから。1人2人で試してみるだけでしたら気軽ですし、あんまな結果となりましても、ダメージ小さいですからナイスです。大きなガラスプレートでパスタを食べる、これ、どこか外食的優雅感もありいい感じ、やってみて良かった。
2023年2月14日
バレンタインのムタカック
ここ最近、ラスキアイスプッラとかルーネベリタルトの事ばかり考えていて、バレンタインという行事をすっかり忘れていました。昼休みにチョコレートの話題になりバレンタインデーの存在を思い出し、せっかく思い出したしなあと帰宅後に台所の食材ストックを見てみたら、Mutakakku (ムタカック)というケーキが作れそう。ムタカックは英語だとMudcake。どこの国発祥のお菓子かはわからないのですが、フィンランドでも定番のデザートで多くのレシピサイトに掲載されています。溶かしバターに砂糖と卵をいれ、小麦粉、ベーキングパウダー、ココアパウダーを混ぜて焼くだけというシンプル工程。しかも、作り始めてから完成まで約30分という簡単楽ちんケーキです。焼きあがったムタカックはウルティマツーレプレート25cmにのせ、会社に持って行きました。(車通勤だからできるワザ)ケーキをよく焼く民にとって、センターピースとなる大皿は一枚は持っていたいところ。ウルティマのプレート25cmはホールケーキを盛り付けるのに丁度いいサイズ感だし、周りに置くカップやプレートをあまり選ばないので、ここ半年で一番手に取っているといっても過言ではないレベルの優等生です。→ムタカックのレシピ(フィンランド語)(スコープ松尾)
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Tapio Wirkkala (タピオ・ヴィルカラ)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- 約φ248×H25mm / 940g
- 生産
- Made in Finland
- 備考
- 食器洗浄器 : ○
購入前に確認ください
- 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。
Ultima Thule プレート25cm
-
プレート 25cm クリア
9,350円 (税込)
2019.07~ 皆さんの投稿で集まった、夏のウルティマツーレ全集はインスタで。タグ付けヨロコビます。