KAY BOJESEN DENMARK / Dog
未来に残るおもちゃ。
資料を見る限り、カイ・ボイスンの木製玩具の中ではもっとも古い、1934年にデザインされたのがこのDog。カイ・ボイスンのお孫さんによるとDogはカイ・ボイスンの友人が可愛がっていたPIND(ピン)という小さなダックスフントがモデルとなっているんだそうです。友達の犬をモデルにしちゃうなんて動物好きだったというカイ・ボイスンらしいエピソードですね。長い胴体。ピンと立った細い尾。大きなタレ耳。見事な短足具合。犬種は見るからにダックスフント。オイル仕上げされたウォールナットの木目がダックスフント特有のつやっとした毛並みのような質感を生み出しています。
Monkeyにも通じるひょうたん型の胴体におっとりした顔つきがとてもかわいらしく家のオブジェとして迎えてあげたくなるダックス好きの心をつかむポイント満載です。もし犬が買えない環境なら飾るのは玄関がいいかな?誰かが毎日お出迎えしてくれるような感覚って嬉しいものです。基本的におもちゃなので尾と首が動きます。正直、今の子供達が遊ぶには動きがちょっと物足りないかもしれませんが形や手触り、匂いから伝わる木特有の温かさは子供の情緒にきっといい影響を与えてくれる。そんな気がします。ダックスフントは街で見かけるポピュラーな動物なので子供達も興味を抱きやすいだろうしペットを飼うような気持ちになれたら飽きて捨てたりもしない。そんな大切にする気持ちが一つ育つだけで子供にとってこのおもちゃは価値あるものになると思います。いろんな思いを詰め込んでカイ・ボイスンのおもちゃは未来に残って行きます。
- ブランド
- KAY BOJESEN DENMARK
- デザイン
- Kay Bojesen (カイ・ボイスン)
商品スペック
- 材質
- ウォールナット(オイル仕上げ)
- 寸法
- 約W64×D187×H102mm(頭を真正面、尾を垂直にした状態) / 約130g
- 生産
- Made in Vietnam
- 備考
- 首、尾可動式 首は360°可動式
※頭部は首の軸にはまる構造で、引き抜くと外れます。