MQ-Duotex / クロス
水で綺麗に拭き取るだけ
期待値越えのMQクロス
久しぶりに出張から帰ってきて、空気の入れ替えをしようと窓を開けた。窓に汚れ一つない。理由は明らか、出張前に撮影で窓を拭いたからだ。それも水で拭いただけ。これはいい。その良さを拭いて1週間後に感じた。スコープアパートメントというスコープのスタジオ的マンション。木々に囲まれ、光も多く入り、鳥が囀り、とても心地よく、広い空間だったのだけれど難点は掃除。これは心が折れた。特に窓は大きく、綺麗に掃除できた記憶がない。撮影の度に窓拭きの方法も考えるのだけれど、拭き跡が残る。新聞で拭くといいと聞き試してみたけれど、抜群に綺麗になった事はなかった。頭の痛い部分だったのだが、サンプルで貰ったスウェーデンのMQクロスが大きくそこを変えた。水で湿らせて拭き、乾拭きしただけ。それだけで拭き後も残らず、毛羽もでず、窓は綺麗になった。洗剤を使わないから無駄もない。そもそも汚れや菌を、水だけで綺麗に拭き取れるのなら洗剤は必要なく、安全で健康的で経済的だ。医療機関から採用が広がり、2006年には環境先進企業といわれるスウェーデン・マクドナルドで店舗清掃ツールとして全店採用。病院、学校、幼稚園、高齢者施設、スウェーデンであっという間に普及したシンプルな清掃用クロス《MQ・Duotex》。水だけで、窓も、お風呂場もキッチンも綺麗になる。そして環境にも人にも優しい。除菌しません宣言するわけじゃないけれど、使わなくていい部分、水拭きでOKが増えるのなら、それはそれで素晴らしい。
ニットと風呂掃除
一番使っているのはニットを風呂場で。かわってるかもしれないけれど、僕の場合そうなる。風呂用洗剤を使わず、MQクロスのニットで拭けば十分に綺麗になっている、はず。洗剤を使うと流しきるのが大変だから、洗剤を使わずMQクロスで拭いて終しまいは楽でいいし、なんだか安心でもある。風呂桶にお湯をはっていく途中で泡が少しでもでると、洗剤が残ってるんじゃないか?って心配になったりするから。とはいえ、1週間に1度ぐらいは風呂用洗剤とスポンジで洗ってはいるんだけど、その頻度は極めて低い。ちなみにニットで一番人気なのは断トツでグレー。
二ットとキッチン
キッチンでコンロを掃除するのにも役立つし、もちろん台拭きにもいい。つまり金属やガラス以外の面を拭くのならニットって事になるから、何枚あっても困らない。3枚ぐらいは欲しい。コンロやレンジ周りを拭くクロス、台拭き、その他諸々、いくつか用途に分けて使いたいのは当然だから、用途によって色分けして使っている。とはいえ色と用途の関係はついつい忘れてしまうから、台拭きは清潔感溢れるクリーム、コンロ周りは一番汚れるからグレーを選び、それ以外はカラーのブルー、レッド、グリーンのどれかを選ぶってのは感覚で理解できていい具合。そう、注意が一つ、MQクロスは熱に弱いので熱いコンロを拭いてしまうとクロスが溶けて大惨事となります。熱い場所を拭くのはダメ!絶対。
つまりはニット
ニットなのかテックスなのか、ダブルなのか。ダブルがあれば事足りるように思うのは最初だけで、結局ニットを多用する。掃除機をかける、クイックルで埃をとる、それで掃除は終わりがちですけれど、やはり拭く、特にMQクロスで拭くのは気持ち良い。綺麗になってるなぁって実感絶大。家具を拭くことってなかなか無かったけれど、最近はたまにMQクロスで拭く。思った以上に汚れているから、拭いたあと気持ち良い。布や皮が張られた椅子やソファーも、MQクロスを少しだけ湿らせて拭き掃除したら綺麗になる。A2ケアを併用すれば匂いの対策にもなる。日々の生活において拭き掃除自体が少なくなっていたんだけれど、MQクロスを手に部屋の様々な所を拭き掃除すると、清々しさが違う。布一枚で拭く掃除は手軽で全く手間でもない。ニットがメインになるから3枚以上は欲しい。
ニット&テックスと窓ふき
MQクロスを使っていちばん感動するのがコレ。窓拭き。洗剤を使わず水だけでこんなにもピッカピカになるのかと感動します。おススメはニットとテックスの2枚使い。水に濡らしたニットと乾いたテックスを用意し、まず濡らしたニットでガラスの汚れを落として濡れている間に乾いたテックスで磨き上げるのです。目が細かいテックスは、拭き痕や拭き残ったホコリをしっかり絡め取ってくれるので、拭き残しを追って何度も何度も拭きまくる必要がないのです。終わりのタイミングが短時間で明確。保護シートを剥がしたばかりのガラスのごとくピカピカの仕上がりに、テックスのカラ拭きは欠かせません。水しか使わないので小さな子供にお手伝いしてもらっても安心。窓がないくらいの仕上がりに面白いくらいのやり甲斐を感じます。右手にニット、左手にテックス、窓拭きには2枚使いが最強!(スコープ酒井)
テックスとバード
バードやアートピースが増えてくると、出したり仕舞ったりの入れ替え、並び替えも楽しみの1つ。そんな時にはMQクロスのテックスを片手に乾拭きしながらの作業すると、ガラスの曇りも取れて楽しい時間になる。できるなら、光が強く入る時間、特にバードやアートピースが綺麗に見える時間に拭くと目にも綺麗でいい。額装された絵や、あまり花をいけることなく置いてあるだけの花瓶、キャンドルホルダーのKIVIも、晴れた日、明るい時間に拭き掃除すると綺麗になるのがよくわかる。ただキャンドルホルダーを拭く場合は、キャンドルが付着していると、テックスにつき拭いても拭いても綺麗にならない事態となるから要注意。
テックスと真鍮盆
経年変化が楽しみな真鍮盆、年数が経てば良い味が出るんだろうと、購入後は特に手をかけずにいましたが、ある時、豊橋フォノンカフェルームで愛用されている真鍮盆を拝見する機会があり、びっくり。ツヤッツヤのテリッテリ。 何と言いましょうか、 よく手をかけてもらい、全体が手に馴染むように上品に艶めいていると表現したら良いでしょうか。それはそれは同じ真鍮盆とは思えないほど良い経年変化をしていたのです。コツを聞けば、カフェで使っているので「よく拭いているだけ」とのこと。カフェレベルでは拭く機会のない我が家の真鍮盆ですが、それを聞いてからは気が向いた時にテレビを見ながら 、乾いたテックスでコスコス磨いてみたりしています。ギャー!なシーンの多い心霊番組は、盆を立て集中してスーパーコスコスして怖さを紛らわすのに最適な番組、よく磨けます。(スコープ酒井)
テックスとおもちゃ
熱湯消毒が難しかったり、毎回洗濯するのも大変だなというような子どものおもちゃ。天然で体にも安心と書かれていても、洗剤や除菌スプレーで、掃除するのは果たしてどこまでOKなのか?気になっていました。ましてや、何でも口に入れてしまう赤ちゃん時代は、スプレー容器自体も目を離すと、触ってしまうかもしれない状態です。MQクロスでの掃除は、クロスと水だけなので、危なくないだろうというのが自分の中でも明快。遊びの前もあとも、子どものそばで拭き掃除ができるので助かりました。コレは子どものおもちゃ用、と色で判別できるのもいいです。(スコープ福井)
ダブルと洗面所
ダブルはどちらかというとお試し要素が多いが、洗面所に関してはダブルが一番だ。朝、椅子に座って歯磨きをしていると、色々な所が曇っているのに気づく。まずミラーが気になるから、テックス面で綺麗に拭く。そして蛇口の金属部が汚れているから、テックスとニット両面を駆使してピカピカに拭き上げる。最後は洗面台自体を濡らしたニット面で拭きあげ、MQクロス自体を水洗いし、洗濯機へ放り込む。歯を磨き、顔を洗い、時間に余裕があればダブルクロスで洗面台を拭き掃除、パーフェクト。
- ブランド
- MQ-Duotex (エムキュー・デュオテックス)
MQクロスを上手に愛用するコツ
熱いものを拭く時は必ず水で濡らして
濡れた状態であれば熱に強いMQクロス。煮沸のできる100℃程度を耐熱温度の目安として使っていただいて大丈夫です。反対に、乾いた状態では熱に弱くクロスの繊維が熱源にくっついてしまう事があるのでお気をつけください。熱いものを拭く時には、水分量を心持ち多めに絞ったり、拭く面を変えて(一度拭いたら水分が飛んでしまうので)常に濡れている面で拭くと良いです。この事に気をつけながら、お湯を沸かした後のステンレスケトルを水で濡らしたMQクロスで熱いうちに拭きあげると、汚れが落ちやすく簡単にピッカピッカになります。火傷しないくらいの温度で是非お試しください。(IH調理器は濡らしていても例外:スコープ合宿中、IHクッキングヒーターで調理中に吹きこぼしを拭いた際、MQクロスがくっついてしまった経験があります。MQクロスは濡れた状態でしたが、これは熱源がかなり高温になっていたからだと推測されます。MQクロスでIHを拭く際は温度が下がってからにしましょう。)
除菌には酸素系の漂白剤がオススメ
塩素系の漂白剤は繊維を傷めてしまうので、酸素系の漂白剤がオススメです。80℃以上の熱湯に10分間浸しておくとほどんどの菌が死滅します。というのは厚生労働省の熱消毒規定ですが、スコープスタッフは10分間煮沸消毒をする方法で問題なく愛用しています。
干して乾かす
汚れたらまめに手洗いして干して乾かすのが一番。完全に乾かすことで菌の繁殖を抑え、生乾き臭を防げます。乾燥機は55℃以下であれば使えますが、はっきりした温度がわかりにくいので使わない方が良いでしょう。MQクロスのマイクロファイバーは静電気でホコリを吸着させているため、洗濯機を使う場合、静電気を抑えてしまう柔軟剤は入れないようにしましょう。
ざらざらの木肌は苦手です
小さな突起や凹凸に繊維が引っ掛かりやすいので、そういった面は避けて使うとより長く使えます。
商品スペック
- 材質
- Duotexウルトラマイクロファイバー 100%
(ポリエステル 86%、ナイロン14%) - 寸法
- ニット:約300×350mm
ダブル: 約250×250mm - 生産
- Made in Poland
- 備考
- 柔軟剤、アイロンの使用はお避け下さい。
単品のみ、パッケージ入り
ニットクロス
在庫限りで一旦終了となりますが、仕様変更して販売再開する予定です。2022年9月にMQモップが、より環境に配慮した「クライメートスマート」製品に仕様変更されましたが、ニットクロスもこちらの仕様に変更される予定。今のところ再入荷時期は未定です。
3枚セット ニットクロス
ダブルクロス
現仕様での取扱いは終了。仕様変更して再販する可能性もありますが、今のところ詳細は未定です。