SCOPE / 真鍮ネジ式 フック 1型
安心安定のスタンダード
まずはフック1型から始まる
ベースパーツに対してフロントパーツの大きさが同等、つまり正面気味にみればベースパーツが隠れて目に入りにくく、壁に真鍮の点があるように見える真鍮ネジ式フック1型。点として見えることより、用途であったり使い易さを追求したほうがいいんじゃないのかな?と最初は感じたのですが、使っていると確かにそう見える瞬間があって綺麗だし、本体が短いので耐荷重も十分にありますから、これから始められて良かった!安心安定の1型、今は満足しかないです。短いから基本的にはなにか1つを掛けて使う用途となります。重さのあるコートを掛けるのでしたらフック1型が気楽です。愛用を続けていますと、もっと長いタイプがあれば掛けた物が壁につかなくて使い易いんじゃないか?いくつか掛けられて便利じゃないか?と欲が出てきます。そこからフック2型が誕生しているのですが、長くなれば耐荷重は半減します。石膏ボードの壁にアンカーを打って取り付ける場合、アレコレ気にすることなく使い倒したいのでしたらフック1型は気楽です。短いので強度があるに加えて、少ししか飛び出ないから取り付ける場所も選ばないという利点もあります。サッと掛けるためのフックであればフック1型ベストです。また、上の写真1枚目のように、扉のハンドルを真鍮ネジ式に付け換えるのであればフック1型が良いと思います。扉にマッチした長さのネジ(径3.5mm)とそれに合ったナットを準備して各自で取付方法を考案する必要はありますけれども、それは難しいことではないですし、それだけで単なるハンドルを機能的にできるのですから。ティータオルなどを掛けたい場所にある、扉ハンドルをネジ式フック1型に取り換えるというのは、とっても気に入っている技です。
アクセサリーのような
壁付けの金属製フック
旅先で目がいく物のひとつに壁付けフックがあります。コートやバッグを掛けおくのですが、これが便利なうえに、なかなか洒落た物が多いので目を惹きます。部屋の飾りとしても素敵な存在になっていて素晴らしいのです。シングル、ダブル、複数フックが回転して多くを掛けられる物まで、色々様々存在します。何かを掛けることができるパーツを部屋に取り付けることで、部屋の壁や扉を家具のように活用できるのだから無駄もなく、部屋も広く使えます。そして小さな物だから良い素材を選ぶことができ、凝った物を作ることもできます。僕は長らく壁付けの金属製フックを作るなら、部屋にアクセサリーを飾ったかのように、空間の雰囲気が上品に変化する物であって欲しいと思い続けています。この真鍮ネジ式は、そんな僕の憧れと好みと欲望の先に生まれた《アクセサリーのような壁付けの金属製フック》そんな物の始まりです。試作と試用を進めるうちに姿形も大きく変化し、初期試作とは全く違う物となりましたが、今のスタイルで頭の中もスッキリ大満足です。つまり僕はとても気に入っていまして、今では無くてはならない物、無いと寂しい物になっています。真鍮無垢を削り出して作りましたスコープ的壁付けフックの類、デザインと制作は全てプルーフオブギルドによる、です。この真鍮ネジ式が一般的なフックと違うのは仕組みです。この真鍮ネジ式は壁面に固定するベースパーツと、物を引っ掛ける機能的なフロントパーツにわかれていまして、フロントパーツをベースパーツにネジ式で合体させ、完成形となります。この仕組み故、固定ネジが外からは見えず、より洗練されたグッルッキンを成し得ているのです。加えてベースパーツは全型共通、フロントパーツを取り換えることで手軽にジョブチェンジできるというのがミソです。ただ、まだまだ型も少なくジョブチェンジに関しましては本領発揮といきませんけれど、少しづつ広がっていきますので、のんびりお付き合いください。
経年変化、取付け、耐荷重
ベースパーツは常に押さえよう
真鍮無垢ノーコーティングですから経年変化します。ずっとピカピカではないです。その変化を緩やかにしたい場合は届きましたらパッケージから出し、一切触れることなく2週間から1ヵ月ぐらいそっと置いておき、それから使い始めてみてください。綺麗に保ちたい場合は定期的に乾拭きするのも良いです。ただ、それでも経年変化はしますし、湿気の多いところで使いましたら、その変化はより大きくなります。フロントパーツをベースパーツへねじ込む、フロントパーツを取り外す、ベースパーツを壁に取り付ける、《とにかく何をする時でもベースパーツは指で押さえる》これが凄く大事です。そうすればベースパーツの緩みを防ぐことができます。取り付けは1本のネジで止めるだけですから簡単です。取り付ける場所が木の壁であればネジ止めして終了、これが一番強度はあります。石膏ボードの壁への取り付けは、石膏ボード用アンカーを打ち込んだ後にネジ止めしてください。取り付けネジと石膏ボード用アンカーはオマケで付けています。スコープアパートメントの壁は漆喰なのですが、芯材は石膏ボードでしたのでアンカーを打ってネジ止めしました。真鍮ネジ式は真鍮無垢ですから製品は圧倒的な耐荷重を誇りますが、使用における耐荷重は取り付ける場所の素材や状態、ネジ、アンカー、両面テープにより異なります。以下に記載した耐荷重は、こちらで実験してみた結果ですから、あくまでも参考まで。《注意》真鍮ネジ式は金属の塊ですから、落下しますと下にある物を破壊する可能性があります。両面テープや磁石で取り付ける場合は特に注意してください。陶器製の洗面台など割れる可能性もあります。ネジ止め以外の取付方法はあまりおススメはできないです。
フック1型耐荷重の目安
(木壁にネジ止め:40kg / 石膏ボードにアンカー止め:6kg / タイルに強力両面テープ止め : 300g)
- ブランド
- SCOPE (スコープ)
- デザイン
- PROOF OF GUILD
商品スペック
- 材質
- 真鍮
- 寸法
- 1型:約φ25×L30mm / 45g(サイズ詳細)
- 生産
- Made in Japan
- 備考
- 取付け用ネジ、石膏ボード用アンカー付属
真鍮ネジ式 フック 1型