SIDE BY SIDE / Extendable trivet
コンパクトになる
だけでなく幅調整できる
Side by sideのExtendable trivet、トリベットの超名品だと思います。使わない時はコンパクトに縮めておき、使う時には必要な幅に伸ばします。収納時コンパクトになるトリベットと違うのは、伸縮する、つまり使用時の幅を調整できる点にあります。ざっくりSサイズで鍋1つ、Lサイズで鍋2つ(そこまで大きな鍋でなければ3つもいける)ぐらいの大きさに広げることができるのですが、その幅を置く物に合わせて調整できることが素晴らしいんです。特にテーブルで使用する時には、乗せる食器や鍋の大きさに合わせて幅を調整できるので、見た目のバランスが良くなるだけでなく、余計に場所を取らないことがありがたい。サイズが固定された鍋敷きとは違った次元で、実に幅広く活躍します。まさにコレさえあればのトリベット。つまり収縮すること、サイズ変化することが価値ですから、SサイズよりLサイズの方が人気です。実際、幅広く活用できるのはLサイズ、これはまさに大は小を兼ねてしまう物です。でも、そこまで料理しない&トリベットを使うことも少ない、一人か二人でしか使わない、そんな場合はSサイズでも良いように思います。Sサイズは超コンパクトで邪魔になることはないでしょうし、収納場所に困ることもないと思います。でも、そこそこ使うイメージがあれば、Lサイズを選びましょう。LサイズはSサイズの2倍+α、伸ばした時のサイズは想像以上に違ってきます。でも、縮めてしまえば、そんなに大きくないので邪魔に感じることもないんです。
「とりあえず置く場所」
素材そのままのような道具にみえるから、出しっぱなしでもうるさくなく、飽きることもない。つまり見た目に惹かれました。それでサンプルを取り寄せて使い続けていたら、新鮮な使い道を発見してしまって愛用品となりました。それはLサイズをコンロ付近に伸ばして置いておく、ただ常に伸ばして置いておくという使い道です。そうしますと、火にかけた鍋やケトルをとりあえず置く、冷ます場所として重宝するのです。もちろん熱くない道具を置いても問題ありませんので、熱いも冷たいもひっくるめて「とりあえず置く場所」と呼んで設置してみましょう。マジックハンドのような仕組みなので伸ばして使えば、Lサイズで鍋3つぐらいなんとか置くことができます。熱い鍋や薬缶を置くスペースがキッチンにある、それは便利であるに加えて、安心できます。そんな使い方を続けていたある日、使い道のない大理石の板とサンプルで貰った木の板を敷き、新たな「とりあえず置く場所」が生まれました。だから今はExtendable trivetを純粋にトリベットとして愛用しています。それはいつも「とりあえず置く場所」の上に立てかけて置かれています。
アッシュは無塗装
ウォールナットはオイルフィニッシュ
アッシュは無塗装、ウォールナットはオイルフィニッシュ、無垢材の素材感が魅力です。パーツも太くなく、見た目にも手にした時にも重くなくてナイス、まさに見たまんまの物です。伸縮する以外に特別なアイデアやデザイン的ポイントもありませんが、純粋に使うことだけを考えて作られたシンプルな道具、それも最近では珍しいと思います。(ドイツの障害者工房で作られている物だから加工に制約があり、複雑なことはできないそうです。そして、その工房では自分たちが作った物が日本で人気となり愛用されているということが本当に嬉しいことなのだと聞いています。愛用してくれている皆さんに心から感謝します。)テーブルで使っていても特殊な雰囲気はなく、どんなテーブルにもマッチしてくれます。上の写真は僕が愛用しているウォールナットのLサイズ、もう何年使ってるんだろ?ってぐらいに愛用しています。特殊な表面加工はされていませんから、アッシュもウォールナットも綺麗なままを保つのは難しいです。使い続けていけば表面は焦げて染みて、それらが重なり、とても良い雰囲気に育っていきます。僕のトリベットも裏返すと綺麗です。でも、綺麗な裏面はサッパリしていて味わいに欠けます。つまり、つまらなく見えるんです。道具は使い込んだ姿がいいのだと思います。そして、それが似合う道具をいつでも選びたいのです。
2021年10月8日
実家のトリベットは裏向き
実家のトリベットが、何故かいつもネジ面を上にして裏向きで使われています。以前から気になっていたのでとうとう「お母さんこれ裏向きだよ?」と指摘したところ「知っとる。わざとだがね。」と堂々たる返事が返ってきました。表面はお客さんが来た時用なので普段は裏向きで使っているとの事。そんな見栄のために!?そもそも実家にお客さんが来てるのなんて見た事ないし、百歩譲って誰か来たとして、鍋敷を使うような、すなわち鍋料理?出します?皆で鍋をつつきます?なんてツッコミどころ満載でしたが、ここは静かに「へー。」の一言で済ましておきました。母が気に入ってよく使っているので、薄っすら鍋底の形に焦げていたり、何かしらの染みがついたりして、裏側はかなり味わい深く育っている様子。表側も経年変化するくらい長生きしてくださいよぉ~と思う娘でした。(スコープ酒井)
- ブランド
- SIDE BY SIDE (サイド バイ サイド)
- 製造
- ヴェンデルシュタイン工房
Q&Aのログ
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伸縮式鍋敷きExtendable Trivetのネジが外れるのは使用を重ねることにより穴が大きくなって緩んでしまったのが原因。穴を埋めてネジを締め直せば簡単に直ります。困っていた方はぜひお試しください。
Extendable trivet の外れたネジの直し方
商品スペック
- 材質
- ウォールナット(オイル仕上げ)
アッシュ(無塗装仕上げ) - 寸法
- 折り畳んだ状態
S:約W40×D210×T15mm
L:約W85×D210×T15mm
広げた状態(鍋がガタつかず置ける最長幅)
S:約W200×D200×T15mm
L:約W800×D180×T15mm *直径22cmの鍋が三つ置けます
- 生産
- Made in Germany
購入前に確認ください
- 天然木を使用している部分は、一点一点の木目の見え方が異なります。
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S ウォールナット
3,300円 (税込) -
S アッシュ
3,300円 (税込)