TIME & STYLE / 重箱
磁器の小振りな重箱を
重箱らしく使ってみる
TIME&STYLEのアイテムの中で、特に好きなアイテムが重箱です。小振りな磁器の重箱に料理をつめる。晴れの日には重箱のような特別な器を使って、なにかしら頑張りたくなるものです。でも、こういった物こそ探してもなかなか見つからないので、これは素晴らしく重宝しています。おせち料理を入れる重箱としては、中サイズでも小振りながら、全ての料理を1つに詰める、2つに詰めるには小さいというだけで、複数使えば大人数のおせち料理を詰めることは当然できますし、小分けにした方が料理も混ざらず綺麗ですし、色々な絵柄の重箱が並んだ姿も素敵です。また、全てを詰めるのではなく、食べて減った分を補充しながら使うというのも良いものです。大きな重箱なら詰める作業は一度ですみますが、料理が減っていけば段々と寂しくなります。ですから小さな重箱を使い、減ったら補充することで小さく綺麗に満たした状態を保ちます。また、磁器ですから冷蔵庫へ入れる際も気を使う必要はありません。他と接触させたくない料理、いくら、黒豆、栗金団などは単独で小に詰めると綺麗ですし、大小を混ぜて使えば高さに強弱が出るので見た目にも良いです。手巻き寿司には小があると便利です。
重箱を日常使いする
中にはきんぴら、にしめ、ひじき、南蛮漬けといった常備菜を詰め、小なら塩辛、佃煮、いくら、紅生姜をいれて使います。残ればそのまま冷蔵庫へ。この小さな重箱を保存容器のように日常使いすると便利です。テーブルにそのまま出せて効率的ですし、蓋を活用すればラップもいらない。また重箱が日常に登場することで食卓の雰囲気を大いに引き上げてくれます。そもそもは正月用、晴レの日用にと手にしたはずが日常でも大活躍するのです。必要個数は人それぞれながら、各サイズ2個もあれば十分だと思います。それも一気に買うことなく、使って足りないと感じれば追加する流れで無駄なく揃えて下さい。特に蓋は必要に応じて買うのがよいです。実際、蓋は各サイズ1枚あれば足りてしまうことが多く、重箱の数だけ蓋を買う必要はないと思います。収納する時にも身は重ねて収納しますから、蓋が余分にあると収納は少し面倒です。では、蓋はどの柄にする?そこは一番使い易そうな柄を選ぶと良いです。選べなければ重箱の身だけ買って、実際に使いながら蓋が欲しいと思った柄だけを買う。当面ラップで凌ぐのも良いですし、そのままラップで過ぎていくというのもアリです。蓋は必須ではありません。
柄選びのコツ
あくまでも僕の感覚ですが、柄選びに迷った時には参考にしてください。中と小をそれぞれ複数買うのであれば、系統を替えて選ぶと良いと思います。例えば中が呉須なら、小は赤絵や銀(いちごは銀を使った上絵ですが、銀が酸化し見た目は渋い金のように見えます)にする。中を密度の薄い柄にしたら、小は高密度な柄にする。当然ですが、赤絵や銀をメインにすると目出度い雰囲気が出ますから、晴レの日使いを中心にお考えでしたら赤絵や銀の組み合わせで。逆に日常使いをお考えでしたら電子レンジや食器洗浄機の使用もできる呉須中心が使い易いです。総合して使える柄は?と考えましたら赤絵 角松皮菱、どの柄とも合わせ易くて重宝します。赤絵は食器洗浄機不可、銀は食器洗浄機&電子レンジ不可です。
弁当箱に食器を使う
僕もフィンランドの友人とのピクニックから学んだ事なのですが、弁当箱に普段使っている食器を活用するというのは本当に素晴らしいです。外で弁当を広げるような時であっても、普段使っている食器を使う。片づけの手間を省くために使い捨ての器を多用してしまうのですが、普段使っている食器を外に持ち出すと安っぽさが一切なくなり、ゴミも出ない。非常に使い心地と後味が良いです。実際、スコープスタッフのお弁当を見ていても食器をそのまま使っているのをよく見かけますが、ほんと無駄なく素晴らしいと思います。そんな使い方をするのであれば、お花見であったり、ピクニックであったり大人数の料理を詰めるのであれば、重箱はとても活躍してくれますよ。ただ、大きなサイズではないので、小さな料理をギュッと詰めるのがコツです。唐揚げや鳥の塩焼きも焼き鳥?みたいなサイズにして重箱に詰めるとボリュームも増し、見た目のバランスも良いです。深さはそこそこありますから玉子焼きは小さ目に焼いて二段詰め。おせちのような密度で詰め、4人分を想定しましたら中三段詰めで丁度良いと思います。磁器の重箱に料理を詰めて持ち出して外でみんなで食べるというのは、気分も良いですしゴミも出ず、無駄なく気持ち良いものです。
あんこが好き
バターを塗ったトーストにあんこをのせて食べる。本当に美味しいです。あんこは買ってきてもいいのですが、自家製しましたら甘さも調整できて最高です。そういう話をしますと名古屋人の珍なる趣味嗜好に感じる人も多いと思いますが、普通にあんパンはあるわけですし、バターを塗るということで油分が加わるわけで、つまりはあんドーナツと思えば美味しそうと思いませんか?そう、美味しいのですよ。で、丁寧に作ったあんは重箱の中でも特別立派な《いちご》にいれます。そんな雰囲気なのです、最高です。ちなみに、タイム&スタイルの重箱が他と違ってどこか特別に見えるのは、他と少し違うからなのです。柄の転写域をかなり攻めていて、縁部分まで柄が入っています。こういったことは効率重視で物を作っていますとナカナカ難しい、出来ない部分、気づかない部分なのです。つまりは流石だなって僕は思うわけです。
2021年2月12日
紅生姜で試してガッテン
《商品説明のページでは紅生姜が入ってますが、蓋ににおいは染み付かないのでしょうか?》と質問をいただきました。長らくこの重箱を日常使いし続け、様々な食べものをいれては冷蔵庫で保存することを繰り返していますから、冷蔵庫には常に数個の重箱が入っています。そんな日々にあって重箱の蓋裏にナニカ付いた!ナニカ染みた?の経験の記憶はないのですけれども、改めて聞かれましたらどうなん?とも思うわけです。確かに、重箱の蓋裏にはどこか吸収しそうな雰囲気があります。それで蓋裏に紅生姜を置きましてカピカピになるまで2日ほど放置し色が染み込むか、匂いが残るかの実験をしてみました。結果、洗えば綺麗に落ちましたし、臭いが染み付くこともなかったです。最近、高菜を入れていましたらウコンがついて蓋が少し黄色くなっていましたけれど、それも洗えば綺麗になりました。余程大丈夫そうですよ!特別な食器としまいこんでしまわず、ドンドン日日に使ってくださいませ。(シャチョウ)
2022年12月26日
気持ち新たに詰め直す
大きめの重箱に用意した家族分のおせち料理も、2、3日すると隙間だらけになり、食べ散らかし感が出ちゃう。そうなったら重箱の出番です。13cm角の磁器の重箱にギュンと詰め直すと、気持ちを新たに、もう一回、新年おめでとう。もう一回、お年玉ちょうだい。実はこの写真は7年前(2016年1月2日)のスタッフ成戸の実家。4人家族分の量としては小さいTIME&STYLEの重箱ですが、最後に詰め直すという成戸の使い方は目からウロコでした。私の場合は、元旦を実家で過ごすため、重箱にお正月のお菓子を詰めて差し入れし、空いた重箱に実家のおせちを詰め直して持って帰るパターンで真似てます。詰める御菓子は、両口屋の旅まくらと志なの路が定番です。(スコープ酒井)
- ブランド
- TIME & STYLE (タイムアンドスタイル)
商品スペック
- 材質
- 磁器
呉須は印判染付け、赤絵・銀は上絵付け - 寸法
- 小 : 約W85×D85×H43mm(内寸:約W78×D78×H37mm)/ 約200g
小蓋 : 約W88×D88×H6mm / 約100g
中 : 約W130×D130×H53mm(内寸:約W122×D122×H46mm)/ 約460g
中蓋 : 約W133×D133×H6mm / 約260g - 生産
- Made in Japan(産地:長崎県波佐見町)
- 備考
- 電子レンジ : 呉須・赤絵 ○, 銀 × / 食器洗浄器 : 呉須 ○, 赤絵・銀 × / オーブン ×
《 必ずご確認ください》
高さのある四角い器を作るのは実に難しい。成形時に綺麗なラインであっても焼成すれば辺に歪みがでます。この重箱は、蓋をしたり、重ねた時には、必ず多少のガタつきがあります。その度合いは組み合わせや重ねる向き、積み上げる順番でその具合は大きく変わり、小より中にそれが大きく現れます。焼成時に少しづつ辺が歪みますから、合わせましたら、それぞれの歪み方の違いでガタつくわけです。蓋もまた同じです。そこを解決するのは現状不可能ですから、重ねた時にガタつきはある、蓋をしてもガタつきはある。そういう物だと理解いただいた上でオーダーください。ご理解とご協力をお願いします。
また赤絵、銀は上絵付けとなります。上絵は削ればとれてしまいますから、洗浄時は研磨剤の入った洗剤等を使用しないでください。また使用を繰り返すことにより段々と柄が削れて薄くとれてゆくことはあります。呉須に関しては上絵ではありませんから柄がとれませんが、にじみは多くに見られます。全て印判にて絵付けしていますので柄の欠けやズレ、カスレというのは随所に見られます。銀彩は金属を含みますので電子レンジ使用不可です。
重箱 小
-
四角ちらし/呉須
3,960円 (税込) -
縞/呉須
3,960円 (税込) -
極七宝/呉須
3,960円 (税込) -
角松皮菱/赤絵
4,290円 (税込) -
菱結/赤絵
4,290円 (税込) -
いちご/銀
6,930円 (税込)
重箱 小 蓋
-
四角ちらし/呉須
1,980円 (税込) -
縞/呉須
1,980円 (税込) -
極七宝/呉須
1,980円 (税込) -
角松皮菱/赤絵
2,200円 (税込) -
菱結/赤絵
2,200円 (税込) -
いちご/銀
3,520円 (税込)
重箱 中
-
四角ちらし/呉須
6,160円 (税込) -
縞/呉須
6,160円 (税込) -
極七宝/呉須
6,160円 (税込) -
角松皮菱/赤絵
6,600円 (税込) -
菱結/赤絵
6,600円 (税込) -
いちご/銀
11,440円 (税込)
重箱 中 蓋
-
四角ちらし/呉須
3,080円 (税込) -
縞/呉須
3,080円 (税込) -
極七宝/呉須
3,080円 (税込) -
角松皮菱/赤絵
3,300円 (税込) -
菱結/赤絵
3,300円 (税込) -
いちご/銀
5,720円 (税込)