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2021年4月13日
ドムス革張りのメンテナンス

スコープ別注の、ドムスラウンジチェアドムスチェアに使われているレザー、ルクソールベージュとルクソールグレーは、アニリンレザーいう種類のレザーを使っています。アニリンレザーは染料で染めるため、塗膜が薄く、上品な艶感と透明感があります。木製家具で例えれば、ラッカー仕上げではなく、オイル仕上げに近い感じです。革の表情を活かした仕上がりなので個体のキズやシミ、色ムラなどは隠されることなく現れています。座った時の擦れや、汗や湿気などによるムラや退色も特徴のひとつなので、使っていくうちにどんどん経年変化していくのが特徴です。現在アルテックで販売中のレザーとは種類が違い、いつまでも新品の状態を保持することは難しいのですが、アルテックの担当者の方も「メンテナンスにこだわらず、是非、アニリンレザーらしく変化していく様を楽しんで欲しい!」とおっしゃっているほどですので、特別なメンテナンスは、しても、しなくても、どっちでも良い。そんな感じでお付き合いいただけたらなと思います。ただ、アルテックが推奨しているメンテナンス方法もちゃんとありますので、今後、皆さんがメンテナンスをする場合の参考になればと思い、下記に紹介させていただきます。メンテナンス後は、革に栄養が行き渡り、しっとりとした手触りになりました。お手入れすると愛着が沸き、気分が良いですね。

【普段のお手入れ】

アニリンレザーの普段のお手入れは、乾拭き又は硬く絞った水拭きだけで十分です。スコープではホコリが気になったらMQクロスで拭いている程度です。

【特別なお手入れ】
1. お手入れグッズ

アニリンレザーのお手入れに最適な「ユニタス社 Leather MASTER レザーケアーキット」は、Amazonや楽天で購入可能です。また、一般的なレザーのお手入れ方法であれば これ以外でも 問題はありません。どんなアイテムを使うにしても、使用前に目立たない部分で試してみると間違いないです。

2. 泡でクリーニング

このキットを使って、まず驚くのですが、革製品を泡で洗います。リキッドクリーナーを含ませたスポンジを泡立ててクルクルしながら汚れを浮かび上がらせて洗い出すというクリーニング方法です。新鮮です。初めての経験でした。

3. クリームで保護

その後、プロテクションクリームを薄くのばして革に栄養を与えます。汗や皮脂の浸透を抑え、保護をする流れです。乾いたら完了。手触りは少ししっとりして美容クリームを塗った肌の様な感じです。

【ビフォーアフター】

メンテナンス後にどのくらい見た目に変化があるのか写真でも比べてみました。ごらんの通り、あからさまにツヤツヤになるわけでもなく、色がワントーン濃くなるわけでもありませんでしたが、控え目な艶めきを放ち、良い意味でナチュラルな仕上がりになりました。

2016年8月14日
ヘルシンキスタバにあるドムスラウンジ

2016年8月13日、 スコープ一行、ヘルシンキに到着~。 夜20時で気温15℃。 20時なのに4時ぐらいに明るく、 8月なのに11月ぐらいに寒い。 ヘルシンキの8月は思ってたんより寒い。 日本の猛暑を引きずり 薄着一丁で来たスコープ4名全滅。 もう街ではダウン着てる人もいるし。 北欧の北加減をなめてました。 寒くても腹は減る、寒いから腹が減るのか。 到着後の気温差ショックを受けながら 夕食を食べにヘルシンキの中心地 エスプラナーディ通りへ薄着で繰り出す。 エスプラナーディをプラプラついでに チラリと見ておきたい所アリ。 それは、スターバックスの窓際に並ぶ artek Domus ラウンジチェア。 いつもはお客さんが座っているから カメラを向けることは出来ないんだけど、 21時の閉店間際で誰も座ってなくてラッキー。 ヘルシンキスタバのDomusラウンジチェア オーク革張りを2013年の出張で初めて見て 激しく気に入ったシャチョウ、 実はこれと同じオーク、同じ革を使いまして 既にスコープ別注しているのデース! 2017年1月には販売できそう! 当初はスタバと同じ色のグリーンを リクエストをしたのですが、 これがスタバで使った色でござい、と 出てきたのは誰がどう見ても全く違う色。 その時によって染まり具合が違うから 色の差が特に激しい革なのだというけれど そう聞いても誰が見ても違う色だったから、 それならば仕方ないと、 スタバの事は一旦忘れて、 届いた色サンプルから 純粋な心でピュアセレクト。 こういう時の方向転換は極めて早い。 というのも、 サンプルにスコープ好みの色があり、 むしろスタバよりいいんじゃない?と それも2色もいいのがあるじゃない、 となったからで、 じゃあ2色作っちゃうかーって ブラウンっぽいのとキャメルっぽいの 毎度の如く悩まず2色オーダーしました。 ヘルシンキのスタバはオープンから 約3年が経ち、オークの肘掛は飴色に、 革は店舗使いならではの激しめ~の 染みがあるものの、全体的に 品のある艶と深みが出はじめていました。 あぁ~ん、経年変化ラブ。 明日はとりあえず、上着を買いに行く! ヘルシンキ出張日記 2016.8.13

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