2022年12月23日
ケーキはスプーンで
スタッフ大原が長野にドライブに行ったとのことでお土産にブラムリーアップルという料理用の林檎をくれました。ちょうど、マイスオミハンナさんのオメナピーラッカのレシピを(Omena=リンゴ、Piirakka=パイ)試してみたかったし、夏に失敗したバニラソースに再挑戦もしたかったので、めっちゃナイス!ウェブでよく見かけるオメナピーラッカのレシピは、生地にスライスした生の林檎を並べてオーブンで焼くというものなのですが、ハンナさんのレシピは、生地にすり下ろした林檎とジャムを敷いて、その上にスライスした林檎を並べるというあまり見かけないタイプ。ハンナさんのお母さまのレシピだそうです。出来上がったオメナピーラッカにはたっぷりのバニラソースをかけて、もちろんスプーンでいただきます。ケーキを食べる時にスプーンを一緒に出すと驚かれますが、フィンランドでは割と一般的。というか、昔の写真を見返してみたらコーヒースプーンと兼用になっていることが多い。私の周りだけ?なのかは謎ですが、アイスクリームやバニラソースがケーキに添えられている場合はスプーンの方が食べやすいので断然おすすめです。(スコープ松尾)
2022年12月2日
ケーキリフターでカットする
明日私、誕生日なんです。ケーキ作ってくるんでみんなで食べましょう!と、楽しそうに話す松尾に、自分の誕生日なのに自分でケーキを焼いてくるのぉ?って聞いてしまった。どうやらフィンランドでは己の誕生日は己で準備するらしい。全然受け身イベントじゃない!なんかポジティブ!ということで、フィンランド式お誕生日会を食堂で開催してくれました。フィンヲタ松尾プレゼンツですからレアチーズケーキもフィンランド風。土台の層にジンジャークッキーを使い、上にはグロッキ風味のゼリー。甘さ控えめで少しスパイシー、日本ではなかなか出くわさない新鮮な美味しさでした。お気に入りのケーキリフターを家から持参し、ケーキカットを披露してくれたのですが、今まで台所の包丁でやり過ごしてきた私には、ケーキリフターってそうやって使うんだべ!?と結構なカルチャーショックでした。雰囲気のまるで合わない包丁をテーブルに持ってくるよりも、一部終始が断然モーレツ素敵で、ティータイムの完成度が一気に上がったような気がしました。そして、フィンランドでは取り分けたケーキは倒して食べるんですよ~。という松尾のフィン指示をうけて、私の人生初、敢えてファウルをもらいにいく感じで倒してみました。知らない風習と初めてのケーキにフィンランド旅行に行った気分になれたよ。松尾おめでとー。(スコープ酒井)
2022年9月28日
ティーマ×サボニアの超定番フィン構成
週末に、ズッキーニのオーブン焼きを作りました。数年前フィンランドの友人宅でご馳走してもらった料理です。オーブンから出してきたままテーブルにドーン。周りにはパンやサラダを並べて好きな量を自分のお皿に取り分けるというフィンランドではよく見る光景。更にフィンランド感をUPさせるためにプレート類はティーマ、カトラリーはサボニアの超ロングセラーコンボで決まり。フィンランドに長期滞在していた時、間借りしていた家にあったものを使って以来、シンプルなデザインと軽さが気に入って集め始めたハックマンのSavoniaシリーズ。よくよく過去にフィンランドで撮った写真を見返してみたら友人宅や小さなカフェでもよく使われていて、本当に定番カトラリーなんだなあと再確認しました。サボニアは基本のディナー類やコーヒースプーンだけでなく、ケーキリフターやサービングセットなどもあって大皿料理が多かったり家でお菓子を焼くことが日常のフィンランドらしいアイテムがあることも好きポイント。自宅でフィンランド料理を作るときは欠かせない名脇役です。(スコープ松尾)
2022年4月14日
キッチンツールも兼ねる
TeemaとSavonia、これぞフィンランドの日常!そんな風に僕は思っています。Savoniaはとても軽いから使い易く、シンプルで気張っていない雰囲気が気に入っていて、愛用の日々が続いています。そしてSavoniaサービングセットは、Teemaプラターロングの相棒として役立っているのですが、やはり大きな物は出番が少ない。少ないから仕舞い込みがちだったのですが、普段の使い方を見つけることができれば買ってよかったになるの法則でした。Teemaプラターロングを木箸や杓文字のように長いツールの干場として日常使いしているように、Savoniaサービングセットもキッチンツールキャニスターに入れておきましたら、キッチンツールとして使うようになりました。そもそも軽いのでキッチンツールとして使っても違和感がないのが良いです。フライパンで料理した時にソースを掬うのなら、レードルより優れているとも思います。調理道具ではなく、そもそもテーブルで使う物だから雰囲気も上品でいうこと無しです。キッチンツールを買うのではなく、キッチンツールとして使えるサービングセットを買うみたいな方向、イイ感じですよ。ちなみにスプーンに比べてフォークの使用頻度は少ないのですが、キッチンツールキャニスターに収まって台所にあると、見た目がなんか洒落ているから、あってイイと思っています。(シャチョウ)
2021年7月14日
グレービーレードル使ってる
暑くなってきて健康意識マックスにてガスパチョを日々の朝食にしております。数回にわけて食べますから、残りましたら棚にあったビンテージのアアタミピッチャーにいれ冷蔵庫保存。こうして使ってみればピッチャー1Lにも色々と使い道があるもんだってことがわかるんだから、何でも思いついたら使ってみるべし!です。この用途には、ガラスピッチャーでもよいのですが、料理調理したナニカをいれるのでしたら陶器のジャグの方が雰囲気です。現在スコープでも販売中のParatiisiピッチャー1Lを使えばよかったと今更ながら思いますのは、これと同じサイズだったからです。まぁ、いいか。で、そこはおいておき、Savoniaのグレービーレードル(カイボイスンソースレードルとほぼ同じサイズ)が使えるということを本日はツラツラ書いてみるのでした。ジャグにいれたガスパチョをよそうのにSavoniaグレービーレードルを使います。と書きますと、ピンポイントな用途に感じますが、こういった小振りレードルというのは卓上で頻繁に使いますし、調理中にあると凄く便利でもあります。小さいから器によそう時も綺麗によそうことができますし、テーブルに鍋のまま料理をだして取り分ける時には無くてはならぬ物でもあります。スコープアパートメントで使うカトラリーの順位で言えば、1位ディナースプーン、2位ディナーフォーク、3位コーヒースプーン、4位グレービーレードル、5位ディナーナイフとなるでしょう。つまりグレービーレードル、かなり頻繁に使っているということです。(シャチョウ)
追記:この日記へのメッセージでグレービーレードルは利き手を選ばないデザインなので、左利きでも右利きでも使い心地よく最高です!というコメントをいただきました。僕の周りは右利きのみですから気づかないポイントだったのですが、確かに!こういった道具の注ぎ口は一カ所なことが多いのですが、これは両方にあります。そして見た目もどこか優雅な感じがでてしまっていますから、良い事だらけです。