2023年4月19日
剣山を使ってみる
花屋さんに行くと、気の向くままに、というか選びきれずに、あれこれ買って帰るんだけど、実際にそれを花瓶に生けるとなるとこれがなかなかうまくいかない。今回もやはり大苦戦。アアルトベース160mmリサイクルにクリスマスローズを飾ろうとしたのですが、大きな花瓶に数本じゃ間が持たないし、グラグラ動いてしまう。全然うまく飾れないのです。そもそも選ぶサイズ間違ってる?もうこれは、茎を短く切って小さい花瓶に生けるしかない?そう思った時、前に小さな剣山を買ったことを思い出しました。アアルトベースの隅に剣山を配置し生けてみたら、これならいけそう。花が固定されれば、量が少なくてもバランスを取りやすいし、好きな方向に花を向けることも簡単です。そこへ名前を聞き忘れたピンクの花と、ユーカリを加えてみました、の図。160mmほどの大きい花瓶なら出来上がりも立派で映えますし、花が少なくてもそれはそれでアアルトベースの形がよく見えて、うまく使えている気がする。ノープランで花を買っても何とかなると気が楽になりました。そしてもう一つ気づいたこと、リサイクルガラスのブルーに水を張ると、湖を眺めるようでとても綺麗です。(スコープ 成戸)
2023年3月9日
カラフルに生けてみる
普段自分で花を生ける時は、1種類、多くて2種類位の花を買ってくることが多いです。それくらいのボリュームだとあまり難しく考えなくても飾れるというのが理由の一つ。でも、段々暖かくなり近所の花屋さんに並ぶ種類もグッと増え、その色とりどりの花を見ていたら沢山の種類を一つの花瓶に生けてみたくなりました。ブルースター、ラナンキュラス、ストック、スイートピー、アスチルベ。とにかく鮮やかなものを選んで、いざチャレンジ。一度短く切ってしまうと後戻りが出来ないから、最初はかなり茎が長い状態で生けていたのですが、どうにもバランスが悪い。ベースの高さから花が少し出るくらいに茎をカットして、花畑みたいにギュッと密集させたら大分まとまってきました。色はバラバラでも濃い色味の割合を増やした方が頭の中のイメージに近かったので、用意していた薄ピンクのスイートピーは最終的に抜いて別の花瓶へ。・・・と、こうやって書いてみると、なんだか凄く簡単に生け終えた感じがしますが、実はかなり紆余曲折し迷走しまくったので、この形にたどり着いたときは感無量だったのでした。(スコープ 松尾)
2021年9月30日
自然な色のようなような
イッタラ工場内で生まれる廃棄ガラスを使ったリサイクル製品群、ポツポツとスコープアパートメントに増えていまして、それを使っていると《Recycled》という言葉は、曖昧な色をさす色の名前みたいに見えてきます。セレブレイトの撮影をしなくてはいけなかったから、久しぶりに花屋さんへいき、いけば色々買ってしまうものですから、Aalto Vase 120mm recycledにも 植物を活けることになりました。もう何度も使っていますが、水をはって花を活けるを繰り返すたびに、何故だかどんどん、その色が素敵に見えてくるのだから不思議です。微妙に青味がかったグレーのような色が、どこか自然でよく見えてくるのです。これは、この色がいいというより、こういう色にしようという意識がなく、無駄をなくす考えで生まれているから自然色のような色、そんなように感じるのかも?ってことは、これは現代的自然色のような?なんてことを考えながら朝ごはん食べているような朝でした。食器はオイバのスクエアプレートを使い続けています。A5が縦長食パンにクリティカルヒット、プルーンも貰って初めて食べたのですが、そこからはまってしまって食べ続けています。(シャチョウ)