2019年7月1日
ウルティマツーレと夏
ウルティマツーレは夏!
フィンランドの氷をイメージさせるウルティマツーレ。氷とフィンランド、だから冬に使う事をイメージしていた。冬に氷の冷たさなんて誰も求めてないんだけど、何故かウルティマツーレは冬に使うイメージがあった。フィンランドへ行くのは冬が多いからだろうか。フィンランドでウルティマツーレを使うのも寒い冬のイメージである。ウルティマツーレ、物も使うも冬のイメージだった。でも、涼し気な食器こそ夏!そう夏に愛用すべきじゃないの?と今更ながらに思いついたというか、今更ながらに気付き、ようやく夏のウルティマツーレをお披露目してみる。2018年冬のクリスマスにウルティマツーレを手にしてくれた皆様、少しズレた提案していたのかもしれませんが、ここで修正というか補正というか、この機会に夏のウルティマツーレを楽しんで頂戴。食器で涼をとり、気持ち良い夏を過ごしてみて頂戴。
馬子にも衣装じゃないけれど、やはり食事には器が大事だ。立派な椅子に座っていると立派になった気持ちになるし、普段より少し立派に見えるんじゃないだろうか。衣装により同じ人でも貧相に見えたり、立派に見えたりする。料理も綺麗な器、立派な器に盛りつけてやれば目にも美味しそうに映る。器がよくなり、料理もおいしそうに見えれば上昇気流にのり、料理の腕前も上がっていくだろう。素麺を茹でてサービングプラターに盛りつけた。本当に涼し気で美味しそう、最高だった。刻んだネギはボウル11.5cmに、素麺つゆはオールド Sへ。麺を茹でてネギを刻んだだけ、ツユは創味のつゆである。素麺はそれほど好きではなかったんだけど、見た目にやられたのか、とにかく美味しかった。それは僕だけでなく他のスタッフ数名もそうだったみたい。ウルティマツーレがあるなら素麺もいいな。ひょっとしたら歳のせいかもしれないんだけど。
猪口とオールド S
蕎麦猪口は用途が広い。蕎麦つゆをいれるだけでなく、酒を呑むにも使うし、ちょっとした料理を盛りつける。ウルティマツーレのオールド S、そんな蕎麦猪口と同じように使ってみるといいんじゃないだろうか。洋酒を呑むだけでは勿体ない。日本酒も呑もう!だけじゃなく、素麺や蕎麦のつゆをいれてもいい、酢の物を入れて食卓へ出してもいい。向付として使うのもアリ。大き過ぎず、小さ過ぎず、それに向いたサイズなんだと思う。そもそもオールドファッションなんて名前が用途を狭くしているんじゃない。ガラスの蕎麦猪口とでも思っておこう。グラスをボウルのように使えば少し違和感あるものだけど、これはスッキリとシックリきた。
豪華ガラスのドンブリ
ウルティマツーレボウル20cmってのは相当大きな代物と思っていたのだけれど、ティーマの万能選手、ディープレート21cmと似たようなサイズじゃない。ガラスの厚みが大きく感じさせるのだが、直径でいえばお一人様サイズじゃない。そこで1人分の素麺を盛りつけた。イイ、かなりイイ、これはイイ!深さもあるから水と氷を入れたとしても問題ない。デザートボウル、サラダボウル、つまりセンターピースとして使う用途ばかりが頭にあったのだけれど、一人分の料理を盛りつけるガラス器、ガラスのドンブリと考えてみたら先がパッと開けた。
ダイエット中
ダイエット中です。半年で10kgほど減りました。特に大きく変えた昼食。JR名古屋高島屋1Fにあるパン屋で毎朝買ってます。ツナ&イモが少しのったサラダとバナナ味の豆乳、それでおしまい。今日は腹が減ってたまらなくなりそうだという予感がすればサンドイッチを買うこともあるんだけど、いつもは我慢。そんな少し寂しいランチのサラダも、四角いプラスチックケースから、ウルティマツーレプレート19cmにうつし替えてみたら量が多く見え、少し気が楽になった。アイスティーはスパークリングワイングラスで、ミルクはコーディアルにいれて。ダイエット中はこういった飲み物が楽しみになる。どっしりしっかりのウルティマツーレピッチャーに美味しい冷たい飲み物を準備することは欠かせない。
ヤッコとボウル11.5cm
ガラスボウルに冷奴。ウルティマツーレボウル11.5cmほど冷奴が似合うガラスボウルというのも少ないんじゃなかろうか。周りに並ぶは、どれもこれも和食器であるのだけれど、実によく馴染んでいて、涼し気で美味しそうだ。氷の溶ける様子がデザインの元となっているそうなのだが、そういった自然の様子を器の形状に取り入れるというのも日本的なんだと思う。だからか和食器とよく馴染む。日本のガラス器より馴染んでるんじゃない?と思うぐらいに馴染んでいる。箸が似合うフィンランドデザインというのも珍しい。
大きなガラスボウルの力
もう15年以上前の話になるのだけれど、あるガラス作家さんの個展で立派なガラス器を買った。ウルティマツーレサービングプラターのような大きくて立派なガラス器だった。そのガラス器は、何に使うイメージで作ったのか?作家さんの用途を聞きたかったので直接質問してみると、花器として使う感じでしょうか?というボンヤリした返答だった。逆に、何に使われるんですか?と聞かれたので、僕は『刺身を盛りつけてみようと思います。』と即答したら『さっ、刺身を盛りつけちゃうんですか?』と大きく驚き小さく笑われたのだけれど、もし食器に使えないなら、それを僕が買うことはなかったと思う。そのガラス器を手に家に帰り、スーパーで刺身を色々買い込んで勇んで盛りつけてみると、それは今まで見た事ないぐらいに美味しそうに見え、普段より美味しく、素晴らしい晩御飯になった。
大好物は手巻寿司 好きなのはいくら
何が好きって手巻寿司が好きです。楽しいし、好きなのを好きなだけ食べられて幸せ至極。特に海苔が僕の好物だから最高なメニューなのです。具材の中ではイクラが好きです。だからイクラをガラスボウルに満たされているのは、見ているだけでもハッピー。ティーマとカルティオガラスボウルで構成する手巻き寿司も良かった。でも刺身盛りが段違いに立派に見えるウルティマツーレは最高位にある。手巻き寿司用食器としての最高位にある。銘々皿にはウルティマツーレ19cmを選んだ。少し大きいかな?と思ったのだけれど、ある程度の寿司飯を自分の皿にとっておくと便利という持論を披露するスタッフがいて、なるほどと思った。寿司飯の位置から遠いと、毎度面倒だからね。とするとプレートは19cmぐらいあるといい。全てにおいて素晴らしい手巻き寿司セットアップになった。こんな寿司パーティーであったらいつでも歓迎、最高ハッピーだ!この夏、きっと盛り上がるでしょうから、お試しあれ。
まぁ長々と色々良く書いたわけだけれど ウルティマツーレは日本の夏が似合う そんな話でした。 ※ウルティマツーレは現在アイテムを絞り、以下のアイテム以外は取扱終了しています。なかなか売れてくれなくてね、すみません。
2018年7月6日
ダサいぐらいにベタ方向
ホワイトとイエロー、そこに大きく加えて1色
このアラビアカラーズを使って思うのは、ホワイトだけ、イエローだけに絞らず、例えば半々で揃え、2色を組み合わせる使い方が特別気に入っているのだけれど、どうだろうか?カップ&ソーサーもオーバルプレートも、ホワイトとイエロー半々。そして、それらをバラバラに組み合わせて使う。カップ&ソーサーも色違いで組み合わせる。これぐらいベタ、ベタベタなアイデア、見る時代によっては強めにダサであるかのようなアイデア、その見え方の塩梅が楽しく、新しく、今になく、新鮮に目に映る。
更にホワイトとイエローという組み合わせに、もう一層、つまりテーブルクロスで1色加えてみた。ホワイトとイエローにスカイブルーのような爽やかな青。これは、実に楽しく明るい雰囲気となった。北欧を意識したつもりが、どこか南の島へでも行きたい気分になっている。つまり、最高だ。
多くの方が既に知っているポイント、イッタラ・アラビアあるある、それは、とても有名な利点。カップ&ソーサーとして使う場合のソーサーがプレートであり、カップを置く窪みがないプレートがソーサーの役割を果たすから、プレート単体でも使えるという、シンプルながらとても便利なポイントを兼ね備えている。カップ&ソーサーとしてだけでなく、スープカップとパン皿のように別々でも使えるのは実に便利。ティーカップ&プレート16.5cmはお茶だけでなく、食事にも使えるからメインプレート程に外せないアイテムでもあり、少し余分を揃えていても無駄にはならない。またカップ&ソーサーというのは片方割れると使い物にならないのだけれど、それぞれに用途があれば、そうもならないのだから素晴らしい。
さて、グラスはフルッタなのだが、これ以上色数を増やすと雰囲気合わせが面倒なので(合わないわけではないけれど、バランスをとるために入れ替え差し替え試さないといけないから)、レモンとクリアに絞り、食器の配色に同調させる。
そして思いのほか、良い雰囲気を醸してくれたのがセンターに置いたAlvar Aaltoのウッドトレー。フィンランド出張でイッタラからお土産に貰った品で、ここに南国フルーツを盛りつけてみたら、テーブルの雰囲気が良くなった。それとは別に花を買ってきて、フルッタピッチャーやフローラピッチャーといった、花瓶ではないガラス器に花を飾ってみると、更にテーブルから気が抜けていいじゃないかと思う。
水のみグラスとは別に、少し特別な南国ノリなお酒であったりジュースを出したくなったので、そこにレンピを選んだ。この立ち位置のグラスはなかなかない。昔で言うところのヴェルナの立ち位置と申しましょうか。これがまた良い具合。固くなく、重くなく、クラシックな雰囲気もない。北欧食器を使って、南国情緒漂うテーブルを組み上げ、日本でそれを気軽に味わう。2018年現在の流行とは遠くかけ離れている雰囲気なんだろうけど、こんな方向も悪くないじゃない。
そして、それは、新たな食器に全て買い替える必要もなく、手元にある食器に少し買い足したり、組み合わせを変えたりで、演出できる。シンプルなアラビア・イッタラの食器であるから、なせる業であり、僕としてはちょっとした新境地に感じている。また、よく考えれば、アアタミ、エエヴァをデザインしたカイピアイネンは南国のフルーツに強いあこがれを抱いていた。これというの、そんな大きくズレた突拍子ないテーブルセットでもないのかもしれない。
2017年12月1日
テーブルセットNO.3
白いクロスを敷いたテーブルセット
白いクロスを敷いたテーブルは、食器の色を自由に組み合わせて使う事ができていいなぁと思っていたんだけど、実際にそうしてみると、ガラス食器の群がとてもよく似会い、食器は白が綺麗に映えた。それは今回が特別なのかもしれない。白い布を敷いたとはいえ、2017年のクリスマス用に作ったFabric of the day Kiroを敷いているのだから。雪の積もった石畳がモチーフになっているので、雪のように白い食器と、氷のようなガラスが積もるのは言葉的にも美しく、それで余計に綺麗に感じたのだろうか。今回のス的なるは、白いクロスを敷くテーブルセットというより、Fabric of the day Kiroを使った2017年のクリスマスを楽しむための、ス的なる生活、テーブルセットNO.3である。白い器とガラスをたくさん積もらせ、そこに1色を加えるというシンプルセットだから、誰でも簡単に取り入れる事はできる。
準備から心地よきかなガラスの集積
氷みたいな印象のあるガラス器をその中心に選んでみた。イッタラのフローラにフルッタ、そして東屋のステムとBarのデキャンタ―、スクルーフのプレート。どれもガラス表面に特殊な表情がある。この組み合わせは実に素晴らしく(自画自賛)、他であまり見ることのない集積だから、手元にあれば、この組み合わせを是非とも試して欲しい。上品な宙吹きガラスの中にオイバ・トイッカがデザインした独特なる型吹きガラスを組み合わせる。すると不思議な雰囲気を醸し出してくれるのだ。
フィンランドでのクリスマスパーティーに参加した時、テーブルの飾りつけに氷のドームを使っていた。それはバケツに水を張って作った物だった。その時のことを今も鮮明に覚えている。薄くて透明で表面に凹凸があるからだろうか、オイバ・トイッカのフローラにその印象は少し結びつく。そしてトーンの揃った型吹ガラスがテーブルに沢山置かれているのは本当に綺麗だ。コツコツ貯めたフローラやフルッタを、時にはまとめて使ってみよう。今回はアートフローラボウル190mmをサラダボウルに、フローラボウル150mmをカットしたパンを入れる器に、ボウル100mmを銘々のパン皿的に使ってみた。
クリア、ホワイト以外のカラーを色々盛り込むと、雑多な雰囲気になるので色はグリーンに絞っている。それに合わせてキビもグリーンとフロスト2色を各2個揃えている。これがグリーン+アメジストでも良いと思う。何か1色もしくは2色ぐらいに絞るとまとまりがあっていい。料理や花に関しても食器にリンクさせ、緑をメインに、赤を少々加えるぐらいで組み立てている。
氷のような印象はフローラだけでもない。宙吹きガラスの表面にはまた違った揺らぎあり、それも見ようによっては氷のようでもあり雰囲気がいい。特にBarシリーズのデキャンタ―に白ワインを入れてみたところ、明るい時間にとてもよく映えた。このワインにデキャンタ―を使うべきか、そうでないのか、そんな知識は持ち合わせていないから雰囲気でやっているのだけれども、難しく考えないで美味しかったからイイじゃない。そこに東屋のステム、これもシックで良く合う。
センターピースに使えるような食器を見つけるのはナカナカ難しい。大きいだけにハズレではすまない。特にガラスプレートとなればそう見つからない。加えてガラスの大皿は作るのが難しい。諸々が難なんだけれど、そういった物ほど、存在感があって素晴らしいのだ。機会あれば、これというガラスの大皿は手に入れておくといい。
楕円と長方形の食器
これは毎度毎度、念仏のように唱えているので、よく知った事でしょうけれど、また使ってますから、此方でも。フィンランド食器のセンターピースとしては、ティーマのロングプラターが重宝します。大きさはあるけれど、幅が狭いのでテーブルで邪魔にならず、とにかく絶妙なサイズが使い易い。これに加えてティーマのスクエアプレートを併用するとセンターは無敵だ。そんなに沢山揃えられないセンターピースであるから、これぐらいにシンプルである方が色々な食器に合わせて使いまわせていい。何かといえばロングプラター、その脇にスクエア。
銘々のメインプレートもテーブルが長方形だから丸皿よりオーバル皿の方が具合はいい。今回はエエヴァオーバルプレート25cmを選んだ。これはアラビア工場最閉鎖前、最後の年に作られたメイドインフィンランド。少し特別な意味合いを含むプレートだから12月によく似合っているように感じる。もちろん、ここにパラティッシオーバルというのもいいだろう。
ガラスをメインにして、その脇を白い食器が固める。そしてお気に入りのフルッタは、これぞ!と目立つグリーン。グリーンとアメジストの組み合わせでもいい。ただ、あまり色を多くしない方が綺麗にまとまる。まぁ、シンプルな構成だから、クリスマスの要素は直接的に抱えていないのだけれど、白とガラスと緑色はクリスマスの雰囲気を生み出しているんじゃないだろうか。そこに少し赤でも沿えたらいい具合。こんな風に白いクロスを敷き、テーブルを組み立ててみると洒落て見えるはずなのである。
2017年6月16日
テーブルセットNO.2
準備がカジュアルというカジュアルテーブル
僕の思うカジュアルなテーブルというのは、カジュアルな雰囲気ってな話ではなく、手間がそもそも掛からない、普段の延長で完結するテーブルなんじゃないか。気楽な友人との集まり、みんながフラッと遊びに来た時、サッとできるカジュアルテーブル。難しい料理や準備はできないけれど、だからこそ普段のベースとなる生活が大事になるんだな。これはパーティーのテーブルセットじゃないの!?と感じるかもしれないけど、いやいや完全にカジュアルです。手間なんて掛かっちゃいないのだから。
大袈裟に、花瓶とキャンドル
大きめのフラワーベースがあれば、スーパーで買ってきた花を生けるだけで、存在感がグッと増し、部屋の雰囲気が、一気に格上げされてしまう。アアルトベースなら、縁の波型部分で花が固定され、数本でも飾りやすい。今回、少しアンバランスな程に、大きな花瓶を小さなテーブルへ持ってきたら、とても新鮮だった。なかなかバラが似合います。花を飾った花瓶が玄関や棚にあれば、テーブルへ移動させ、それでOKとしてしまうのが簡単でいい。またキャンドルに灯りを。ティーキャンドルでもよいのだけど、手抜きな時ほど、カベルネキャンドルにコラムキャンドルといった普段使いすることが少ない物を積極的に使ってみる。物を出して火を灯すだけだからティーキャンドルと手間的な違いはない。
濃いテーブルに濃いお皿
料理はごく簡単に。気どらず頑張らず。濃いテーブルに合わせ、深い青のドット入りティーマ、それと相性の良いパラティッシブラック プレート16.5cmを銘々の取分け皿に選んでみた。もしテーブルがダークブラウン系でしたら、とても使えるお皿です。ハム、バゲットを思い切りよくテーブルへ。簡単で手間要らず。 アンチョビとバターをバゲットに乗せれば癖になる一品となります。当然こんな食材が普段から揃ってるわけないのですが、買ってくるだけだから調理するより断然早い。そんな判断も時としては良いと思うのです。お惣菜より雰囲気いいですし、手抜き感もない、悪くはナイ。
フルーツで埋める
どんな小さなテーブルでも思った以上に隙間ができる。密度が上がらないと、どうも準備不足に見えるから、そこはフルーツで穴を埋めよう。フルーツとハム、フルーツとチーズ、そもそもフルーツと酒。それは相性が良いのだから、これまた買ってくるだけという事で手間いらずである。そしてフルーツ盛りというのは何故だか不思議と気分を高揚させる。数種の色の違うフルーツを、カステヘルミガラスプレートやカルティオガラスボウルに盛りつける。
宙吹きガラスと飲み物
シックなテーブルには、宙吹きのシンプルなグラスやピッチャーがとても似合う。こういった品のある道具を普段から使っていれば、そのまま日々の延長線上でもてなしにも使えて無駄がない。特に東屋のコップやステムは普段使いにも向いているから、結局この辺を日々使う事になる。 チェーサー替わりの水や炭酸水も、ガラスジャグに入れ替えるだけで簡単におもてなし感がUPします。一緒にミントやライム、ローズマリー(これナイス)を入れれば、爽やかさが一層増し、素晴らしく雰囲気が良くなるので、これは毎度やってしまう。
チーズボードとチーズナイフ
ワインにはチーズ。チーズを2、3種買ってチーズボードへ盛りつけてテーブルへ!パーティーとなれば活躍の一手。チーズが少なければドライフルーツで穴埋めするのもあり。 木や金属の道具があれば雰囲気は大分変わります。特にチーズボードは他に使い道ありそうだけど、チーズナイフは使い道無さそうだと思ったら大間違いです。これには刃がはいっているから、果物を剥いたりもできます。つまりテーブルに出しっぱなしで絵になる小さな刃物。そんな物はなかなか他にないと思うのです。つまり、このチーズナイフこそ、持っていると重宝する物の代表なのです。
ティータオルをテーブルで使う
普段は洗った食器を乾かす場所、食器を拭き上げる物として愛用しまくっているジョージジェンセンダマスクのティータオルですけれど、それというのもキッチンでちょっとした時に手を拭いたりするわけですよね。つまり、そういった使える側面がある。という事はテーブルでも同じではないだろうか?ちょとこぼした時に拭いたり、ジャグから少し垂れたら拭いたり、あと手が少し汚れて拭きたい時に拭いたり。いちいち個別にナプキンを準備するのも手間だし、ペーパーナプキンは使いたくないって時は、このティータオルが一枚置いてあると便利だった。
とにかく、これなら色々拭いちゃっても、なんか嫌な気がしない。特にABILDみたいに柄と色のある物の方が、こういった使い方には向いているように感じた。
2017年6月16日
テーブルセットNO.1
テーブルクロスに合わせ色を絞る
テーブルクロスを買っても、なかなか使う機会がないなんて言っていたら永遠に使えない。アイロンかけなくていいから、折り目のあるままでいいから、テーブルクロスを敷いてパーティーでもしようじゃない。構えず常に練習だと思ってもいいじゃない。盛り上がればいいのだから。2015年のクリスマステーブル、そのセットアップは我ながらとてもよくできたと気に入っていて、それを引きずりながらの今、それに近い雰囲気のテーブルにチャレンジしてみた。今回はFabric of the dayのSpring Diamondをベースにした、ス的なる生活です。
色を絞りキャンドルを灯す
テーブルクロスに使われているイエローとグリーンをキーに、花やキャンドルホルダー、食器をセット。ここであまり色を増やし過ぎると、綺麗にまとめることが難しくなるので、色を絞って楽することをおススメします。今回はイエローとホワイトしばり。そこにキビのアメジスト投入。雰囲気を盛り上げるキャンドルホルダーキビですが、同色で複数個持っていると使い易い。1色、1個コレクションしたくなる気持ちもわかります。でも同色2個あるとテーブルでは使い易いのです。4人掛けのテーブルであれば4個程度でしょうか。2色×2個=合計4個。特にアメジストは華やかな色で超使えます。高いけど。プレートはエエヴァオーバルプレート25cmにアラビアカラーズプレート16.5cmイエローをセットするのはナイスと思うのですが、どーだろう。
センターピースは横長
これが抜けるとまとまらない。テーブルの中心には横長のセンターピース!これです。Teemaロングプラターとスクエアプレートを使うと、スペースが有効に使える上に、サイズも揃い美しい。またイッタラやアラビアの食器を多く持つ人には、シリーズ問わず合わせられるので超絶便利。多少無理しても揃えておきましょう。ロングプラター×1、スクエアプレート×2はマストですかね。その倍あっても困らない。効率よくスタッキングできます。とにかく、これが無いと始まらないんだ。ナゼ横長かといえば、テーブルが横長だから。座っての横方向はスペースに余裕がありますけれど、奥行きは狭いから余裕がないのです。だからセンターピースを横長にすると見た目にも使い勝手的にも良いバランスとなります。加えてメインプレートみたいに最も場所をとるお皿は丸よりも楕円、オーバルプレートが重宝するというのはそこなのですね。そして、空いた部分に小さなガラスボウルや小皿を配置したらば、それで綺麗に収まります。何より大事なのが、センターピースの形なのです。
物をまとめよう
ゴチャと置くより、まとめた方が絵になるのは当然です。まとめましょう。まず飲み物の置き場所を作りましょうか。パーティーが始まれば、キッチンとの行き来は少なくしたいので、水はジャグに、氷はアイスペール(花瓶代用)に、タンサンやトニックウォーターは瓶のまま、全てTANKER2にのせ、まとめてテーブルへ。片づけもスムーズで超便利。カトラリーは 少し多めに、ペーパーナプキンと一緒に、キッチンツールキャニスター100mmにまとめ、そのままテーブルへ。これでうまくまとまり、カトラリーも無駄なく使えますから便利ですよ。
木や金属、ガラスを混ぜる
木製のバターケースや、ウッドボード、真鍮を使ったナイフや吹きガラスの揺らぎが綺麗なグラス等、色々な素材を混ぜたテーブルは、落ち着いて上品な雰囲気に仕上がります。かといって、これらをパーティーの時のために全て準備するというのも大変な話ですから、普段から使える物は使ったらいい。バターケースやバターナイフは常に良い物を使うというのがベストです。また棚に飾ってあったアートフローラにバケットをいれたり、逆にフローラガラスボウル100mmを、小さな花器として使いテーブルを飾ります。寸胴のガラス、つまりフローラはシンプルな形だから用途色々、とにかく使えるのです。
カクテルグラス
ブルージャスミン、 キャロル。映画の中でケイト・ブランシェットがマティーニを飲む姿が実にシャンだったものだから、僕の中ではカクテルグラスが旬になっている。僕の良く知ったフィンランドの趣味人的なおじさんも、シャンパンはカクテルグラスで飲むんだと言ってまして、カクテルグラスを敢えて今、メインに引っ張り出すのは新鮮でシャンじゃないかな。きっと皆も楽しいんじゃないかな。グラスを氷で冷やし、よく冷えたジンを注ぎストレートで飲めばいい。私は超辛口のマティーニが好きだから、ドライベルモットは見るだけで十分なんだとチャーチルみたいに言い放ってみようか。