
2022年4月20日
すり流しは細でどうぞ
猪口の「細」で何を飲む?さし石猪口三種の初入荷の時にスコープの東屋担当大原君とそんな話をしていたところ、すり流しとか、ですかね。とさらり、洒落た顔で返してきました。すり流し?料亭的な?私の浅い知識ではあーと共感できなかったのでへーでごまかして家に帰って速攻wiki!で調べました。擂り流し(すりながし)とは、日本の伝統的な料理であり、旬の野菜や魚介類、栗や豆腐などをよく擂り潰し、出汁でのばして汁物にしたもの。日本にはなんとも上品なお料理があるものですね、折角なのでこの機会に擂鉢で作ってみました。作ったのは豆腐のすり流し。擂鉢で豆腐を潰して出汁で好みのゆるさになるまで伸ばしただけ。猪口の「細」に注いでみると、なるほどいい雰囲気。カイボイスンのレードル3杯分が注げました。もうちょっと飲みたくなる上品なサイズ感のせいで?おかわりしすぎて豆腐一丁分があっという間になくなりました。今年の夏は冷製すり流しを他にも試してみたくなったのでそろそろブレンダーが欲ちい。(スコープ酒井)

2022年4月14日
キッチンツールも兼ねる
TeemaとSavonia、これぞフィンランドの日常!そんな風に僕は思っています。Savoniaはとても軽いから使い易く、シンプルで気張っていない雰囲気が気に入っていて、愛用の日々が続いています。そしてSavoniaサービングセットは、Teemaプラターロングの相棒として役立っているのですが、やはり大きな物は出番が少ない。少ないから仕舞い込みがちだったのですが、普段の使い方を見つけることができれば買ってよかったになるの法則でした。Teemaプラターロングを木箸や杓文字のように長いツールの干場として日常使いしているように、Savoniaサービングセットもキッチンツールキャニスターに入れておきましたら、キッチンツールとして使うようになりました。そもそも軽いのでキッチンツールとして使っても違和感がないのが良いです。フライパンで料理した時にソースを掬うのなら、レードルより優れているとも思います。調理道具ではなく、そもそもテーブルで使う物だから雰囲気も上品でいうこと無しです。キッチンツールを買うのではなく、キッチンツールとして使えるサービングセットを買うみたいな方向、イイ感じですよ。ちなみにスプーンに比べてフォークの使用頻度は少ないのですが、キッチンツールキャニスターに収まって台所にあると、見た目がなんか洒落ているから、あってイイと思っています。(シャチョウ)

2022年4月13日
借りボス・トシキ
窓際に置いたアルテックサイドテーブル915の上にヌシのように鎮座しているバード界の大ボス、ウーフー。たまには気分転換に飾り場所を変えてみようかなとボスを移動させてみることもあるのですが、そうすると急にこの場所が寂しくなってしまい、やっぱり元の位置に戻す!を繰り返しています。フクロウ族はオイバ・トイッカのバードシリーズには珍しく目があるバードなので、それぞれ個性豊かな表情があり、近い場所にわらわらと並べて飾ると独特の世界観が生まれて面白いのです。中でもウーフーは飛び抜けて大きく、価格もヒーハー!実はこの個体はスコープ事務所のボスを召喚しており、残念ながらうちのフクロウ族のボスではないのですが、飾っているうちに愛着が湧いてきて返したくな?い。(スコープ 酒井)

2022年4月12日
蚊遣りというか香炉
蚊遣りというと渦巻き蚊取線香、それ専用の道具として作られている物が多いなか、東屋の蚊遣りはそれ専用の道具でもない。だから僕は蚊遣りを香炉のようにして、蚊のいない秋も冬も今も使っています。灰の上に火をしっかりつけた線香お香を置くだけ、燃え尽きた灰は積もり 新たな線香やお香の寝床となります。頻繁に灰を片付ける必要もなく、灰が降り積もっていく様も雰囲気イイんだから素晴らしい。片付けない方が綺麗なんて、あまりに都合がよいのです。そんな灰が積もりまくっている見え方が好きだから、日々線香やお香をたいているというのもあります。そして、今更ですが線香を立てないで横にすれば、綺麗に燃え尽きてくれるから無駄がなくていいです。吹き抜けのあるリビングにてお香をたきましたら、家の中に香りが広がり部屋干していたタオルや衣類に香りがついたのを発見。コレがまたお風呂上りにイイんですねぇ。蚊遣は使うと癖になる物也。(シャチョウ)

2022年4月7日
真鍮銀めっきのお手入れ
東屋のお盆・小盆・バンクトレーの真鍮銀めっきは、経年変化により自然と黒っぽく変色していきます。最初黄色く、徐々に黒っぽくなる銀製品の変色は、硫化と呼ばれる現象で、銀が空気中の硫化水素と化学反応を起こし、硫化銀という物質に変わる事で起こるそうです。少し黒っぽくなってシャビー?と言うのでしょうか、アンティークな雰囲気を作り出すのが真鍮銀めっきの魅力ではあるのですが、うっかり長期間仕舞い込み、久々に対面してみると最後に見た時から変わり果て、ゲゲゲ!なお姿になってたりします。

このような銀製品の変色アルアル、スコープの掲示板でも「どのようにしたらとれますか?」という質問がありましたので、一般的に最強と言われている重曹とアルミホイルを使った方法で試してみました。まず、鍋にアルミホイルを敷いて銀製品を入れ、沈むくらいの重曹水(お湯3:重曹1の割合)で5分程度沸騰させた後、お湯が冷めたら取り出して洗いました。

お盆はサイズ的に収まる鍋がなかったので、東屋タンカー2 にビニール袋とアルミホイルを被せ、重曹+熱湯を入れて、冷めるまで漬け置きしました。

漬け置きにアルミ製のものを使うとアルミ自体が黒ずんでしまうので、アルミのタンカー2やアルミ鍋などを直接使うのはNGです。もし使うのであればビニール袋で覆うなど重曹が付かないように工夫してください。さて、この方法でバンクトレーの強目に変色していた黒ずみは一段階薄くなりました。銀めっきのお手入れとして一般的に推奨されている方法ではここまで。
ここからは、あくまで番外編として参考までに。実は洗い流す前に、溶け残った重曹を柔らかい布に取って少し力を入れて磨いてみたところ、残っていた黒ずみがかなり綺麗にとれました。一見すると銀めっきが剥がれたり表面に傷が付いたようには見えませんが、重曹で研磨している行為に等しいのでめっきが剥がれる可能性があります。綺麗にはなりますが、お手入れ的にはオススメできません。

真鍮銀めっきは日々愛用し、布巾で拭く。そうしていれば自然と磨かれるので硫化が進まず、極端な黒ずみにはなりません。銀のアクセサリーは常に身に付けていると、黒くならないと言われるのと同じですね。最後に、銀製品は硫化以外にもうひとつ塩化という現象があります。塩素系のものに触れることで強い黒ずみを起こし、これは手強くてなかなか取れません。キッチン周りでいうと塩素系漂白剤の飛びハネはもちろん、漂白したばかりの布巾も、気を付けた方が良さそうです。(スコープ酒井)

2022年4月5日
花絵皿と石灰
チャーハン系を作った日は、実力マシマシで美味しく魅せてくれる石本藤雄先生の「伊賀石本花絵皿」に盛り付けしたくなります。その時に選ぶカトラリーは東屋の伊賀 散蓮華。使い心地はカイボイスンのスープスプーンに似ていて、お米を食べるには少しくぼみが深めな感じはありますが、チャーハン系には大抵スープも一緒に付けるので、散蓮華なら米&汁が一本で完結!花絵皿に石灰の散蓮華の組み合わせるが特に気に入っています。使う前は土モノの蓮華だと割れやすいのかなぁと心配していましたが、一年程度使用してみてまだ割れも欠けもしていません。そうは言っても、ステンレスのカトラリーのように丈夫ではないので、シンクの中にポーン!と普段の勢いで置いたりしないように最低限の気配りは必要。ただ、シャチョウの持っている金継ぎされた散蓮華がとっても素敵だったので、もしも割れてしまったとしても、金継ぎに出せば、更にバージョンアップ出来るな?と、流石に割れる期待はしていないものの、割れた後の未来には、かなり明るいイメージを持っています。豚バラ軟骨で作った沖縄ソーキジューシーもどきは、飯炊釜で出来た焦げ部分が一番美味しかったです。おこげ命。(スコープ酒井)

2022年3月31日
SLOWPE130cm×円形テーブル75cm
SLOWPEはテーブルクロスとして使うことを考えたサイズになっていまして、生地幅はテーブルの奥行きを考えた設定です。一般的な長方形のテーブルでしたら、そのテーブル幅に適した長さでSLOWPEを選んで貰えればイイ感じに使って貰えます。ただ、生地幅約130cm、これを変えるのが難しいものですから、円形テーブル用はSLOWPE130cm(正方形)一択となります。直径100cmの円形テーブルでギリOKなサイズですから、それ以上の直径となりますとSLOWPE130cmでは小さいです。そして、その場合は打つ手なしです。その逆、小さい場合はどうでしょう。今回、試しましたのが直径75cmの円形テーブル、アルテック90Bテーブルに掛けてみました。どうでしょう?僕は凄くイイ感じだと思います。これぐらい垂れるのは円形テーブルの雰囲気にもマッチしていてナイスです。もう少しいけそうな雰囲気ですが、これ以上テーブルが小さい場合はクロスが垂れ過ぎますので、SLOWPEが大き過ぎることになりそうです。ですから、円形テーブルに掛けるSLOWPEは130cm一択、そしてテーブルの直径は75cm?100cmぐらいと考えるのが良さそうです。(シャチョウ)

2022年3月30日
ワインの置場
真鍮製の盆、その盆の小より小さな小盆、それをワインを置く場所に使いましたら食卓の雰囲気もよくなり超ナイス、僕はこの使い方が凄く気に入っているようで完全に日常化しています。テーブルクロスを敷いている時はピッチャーやティーポットの下に敷きたくなり、敷けば雰囲気もいいから、テーブルクロスがなくても小盆を敷いているところまで、今きてます。そして、コレさえ敷けば綺麗に見える!とも思っている。スコープのインスタを振り返りましたら、小盆が頻繁に登場しています。よく使っているなーの結果でした。大きくなれば運ぶには便利ながら食卓に置いたままにする場合は邪魔にもなるから、小盆は結構な出動回数となるわけです。手にしたばかりの頃はこんな小さなお盆いるかな?って正直いうと完全にそう思ってたんだから、物って使ってみないとわからない。その逆のパターンもありますし。これからも変わることなく黙々と生活するという仕事に励もうと思います。(シャチョウ)

2022年3月29日
バゲ専のち俎板
バリバリのバゲットやバタールをカットするのにカッティングボード#3を使っています。ハンドル付の#1と#2は、カッティングボードらしくて間違いなく華やかなのですが、硬いバゲットを切るとなると、弾け散る皮を受け止めつつ、カットされたパンをキープする事ができる総面積の広い#3に軍配が上がります。幅広の材が確保できた時にしか?生産できない為、入荷は年一度程度。そんな貴重な材を無駄なく使っている#3は、バゲット好きには一番使えるカッティングボード。シャチョウも販売当初から、#3が一番ええやん?と、変わらず贔屓にしています。#3と言えば以前、カッティングボードをデザインされた、猿山修さんのアトリエ(だったと思う)の台所風景が雑誌に掲載されていて、そこに #3がまな板として立てかけられていました。包丁痕などが無数に付き、激シブに育った、今まで見た事もない様子の#3の姿に、目が釘付けになりました。まな板として使うのもアリなのかーと、それ以来の憧れとなっています。だからいつか、私の歯がアンパンマンのカバオ君みたいになっちまったら、#3には役目を変えてもらい、まな板になってもらおうと思ってるのです。その日が来たら、またインスタでご報告しますね、わりと近未来かも。(スコープ酒井?)

2022年3月27日
日曜日のパンヌカック
冷蔵庫に賞味期限切れが近い生クリームがあると週末にパンヌカックというフィンランドのパンケーキを焼きます。Pannu(フライパン)Kakku(ケーキ)という意味ですが、フライパンは使わずオーブンで焼き上げるのが特徴です。小麦粉、牛乳、卵、ベーキングパウダー、グラニュー糖、バターを混ぜ合わせた生地をオーブンで30分焼き仕上げに生クリームやジャムをトッピングして完成。アイスクリームを添えるのもグッド。フィンランドではデザートとして出てくることが多いパンヌカックですが、結構ずっしりしているので私にとっては週末の贅沢朝ごはんという立ち位置になっています。(スコープ松尾)

2022年3月25日
三匹大虎金と一匹大虎呉須
できれば毎年、上ゲ高台&蛇の目高台の2種を干支物猪口としてラインナップしたいと考えています。で、2022年寅では《猪口 上ゲ高台 一匹大虎 金 / 銀》を作りましたので、遅れて本日《猪口 蛇の目高台 呉須》を追加しました。蕎麦にも小鉢としても使えるサイズ、上絵に金や銀を使っていないので価格も手頃です。また、それとは別に試作してあった《猪口 上ゲ高台 三匹大虎 金》を500個限定で作りました。猪口の周りを金の虎が埋め尽くしているので、虎が木の周りをグルグルまわってバターになって、それでホットケーキを焼いて、家族三人がそれぞれ27枚、55枚、169枚も食べました!という昔読んだ絵本のお話を連想させます。製品化する話にはなっていなかったのですが、僕の生活においてコレがどうも気になる存在となってしまい、気に入って日々使い続けている物だから1人で楽しむだけでなく、一度作っておいた方がイイような気がしたのです。それで500個だけ作ることにしました。金の上絵で埋め尽くされているので、価格はブッチギリに高く4,900円ながら、これでも流石に5,000円は超えられねぇ?ってところから設定した価格です。こういうことすると、こういうことになるんです。僕、思うにですが、干支物といってもスコープの猪口群にはお正月な雰囲気がないですから、年中使って違和感ないですし、寅年は12年に1度しかやってきませんけれど、寅年生まれの人はずっと寅年なので、ずっと愛用できる柄ですし、日々愛用しておかしくない柄だから、なんかいいんじゃないか、ってことを思います。今後の予定についてですが《猪口 上ゲ高台 一匹大虎 銀》は4月に再入荷しますが、それ以外は全て現在庫限りで販売終了する予定です。(シャチョウ)

2022年3月23日
フィンランドっぽいスープ
フィンランドで食べた料理を思い返すと、ブイヤベースが頭に浮かびます。ハカニエミのマーケットホールにあるスープ屋で食べたブイヤベース、懐かしいです。どんなだったか?それを再現してみようと、具体的にポイントを頭のなかで上げてみました。大きなボウルに入っている、下にはプレートが敷かれていてスプーンを置くのに便利、パンが添えられている、アリオリソースのようなマヨネーズが効いている、そしてもう1つ、日本でイメージするブイヤベースとの大きな違いがありました。それは、エビや貝類が殻付きではない、ここです。海老の頭や殻、貝類の殻を取り外し、どこかによける、どこかに置くことをしなくてよく、そこにあるスープをザッと食べて、ザッと飲むことができたと記憶しています。それは凄く食べ易いですし、無駄が無く、そして美味しかった。ただ、そういう風に作りましたら、イマイチ美味しさに欠けるような気もするのですが、一度むずかしい事は考えず、剥かれた海老、身だけの貝類を使って作ってみようと試しました。勿論それは十分に美味しかった、そんな結果報告です。(シャチョウ)

2022年3月23日
リネンとパールグレーが定番に加わる
なかなか新色の増えないアイテムながら愛用する人も多いですし、Teemaラインナップから外されることもなく定番であり続けているTeemaプレートスクエア16×16cmに、久しぶりの新色リネンとパールグレーが加わりました。そこまで爆発的に売れるアイテムでもない、別注するには厳しいアイテムだけに、定番の新色追加は本当に嬉しい展開です。特にリネンの登場はありがたい!そんな流れにのり?春になって、そら豆がスーパーに並んでいましたからスコープ愛読のレシピ本《バスクの修道女 日々の献立》、その表紙写真にもなっている料理《鶏手羽元とそら豆のハーブ風味》を作りました。この料理はかなり気に入りもう何度も作っています。それで、新たに追加されたTeemaプレートスクエア16×16cmをとり皿として使ってみました。手羽元ぐらいのサイズとなりますとTeemaプレートスクエア12×12cmでは少し小さいですし、深さもこの料理によく合っているように感じたからです。ホワイトのみのラインナップだと数を揃える気持ちにならないのですが、こうして色が増えると手持ちの数が少し増え、数が増えると用途も広がって、こうして銘々皿、取り分け皿としても使うように発展しましたのはいい流れです。新色のリネンとパールグレーの併用もいい雰囲気でした。(シャチョウ)

2022年3月21日
板に手間と時間をかける
本日は茶箱製作の手を休め板干し場にて、干し終えた板を畳む作業をしております。茶箱製作はまず素材となる板を干すところから始まります。丸太を薄くスライスした材をおよそ1ヶ月半から2ヶ月の間雨風に晒し乾燥させます。雨と乾燥、相反する感じですが、土屋さん曰く、雨に濡れないときれいに乾燥が進まず、のちに反りや歪みが出てしまうのだそうです。ここ数日、藤枝は晴天続きで今日は風も穏やか。絶好の畳み日和ということで、茶箱製作スタッフ総出で作業を行いました。十分乾燥した材は軽く、2ヶ月前に干した時より体感的に半分くらいの重さになっているので作業はテキパキと進みます。積み重ねた材は一旦ここでカバーをかけ保管されます。この作業、雨の日は濡れるのでお休み。晴れていても、万が一風で煽られ板を倒してしまうとキズになり、目に見えない小石が板に付いてしまうと機械の刃を傷める原因となるため風が強い時も日を改めます。なんだかカメハメハ大王の歌みたいですが、土屋さんで茶箱作りを学んでいると材も機械も、とことん大切に扱っているのがよく分かります。手間と時間をかけた材を大事に使い、土屋さんのものづくりに対する姿勢も継承しながら、引き続き茶箱研修に励んで参ります。(スコープ平山)

2022年3月16日
キッチンツールの奥義
料理中に使う菜箸やお玉の一時置き場。これについては、便利な専用グッズが世の中に沢山あり、一時は導入してみようかな?と考えた時期もあるのですが、とりあえず手持ちの皿を使えば無駄がなくていいじゃん、という結論に達しています。一時置き場役としてかなり長い間使い続けていたのは、ティーマプレート12cm。安定の使い心地で満足だったのですが最近ふと、どこまで受け面積を減らせるかしらと攻めてみたい衝動に駆られ、東屋豆皿を使ってみたのです。梅、扇、ひまわり、たんぽぽ、ひょうたん、木瓜、と東屋豆皿全種で試してみました。それで個人的にヒットしたのが「扇 コングラチュレーションズ」要のあたりに菜箸を置くと納まりが丁度良く、見た目も遊び心に溢れていて楽しげ。しかも小さいのにお玉と菜箸のダブル置きも出来るのです!邪魔にならないサイズなので常に台所の表舞台にスタンバイさせて、日々愛用しています。(スコープ酒井)

2022年3月15日
室内のグリーン置場
現在は松山にお住まいの石本藤雄先生様、先生のヘルシンキ宅にはとっても大きなグリーンが置かれていました。スコープの撮影スペースに大きなゴムの木が置かれているのは、石本先生宅を真似ています。結局、先生の家に置いてあったグリーンはゴムの木ではなかったようですが、なんだか雰囲気は似ているから、これはこれで満足です。そのゴムの木もどんどん大きく育ち過ぎ、元々あった場所から出せなくなりそうだったので、そうなる前にスコープアパートメントへ移動させました。大きなグリーンが部屋にあるのは凄く雰囲気よく、濃い緑一色の葉、僕もこれがとても気に入っています。それは変わらずスツール60の上に置いてありますが、その横にもう少し大きな台を置いて、鉢植を置きたかったんです。それで別注したアルテックの90Dテーブルが届きましたら、ゴムの木の横に置いてアラビアの鉢植を並べたかった。そこにバードを置いてみたかった。それで遂に!スコープで別注したリノリウム天板の90Dテーブルが届きましたので、何色がイイだろう?と考えた末にこうなりました。常にワントーンコーデネイトとイジラレそうですが、ゴムの木はオリーブのスツール60に置き、鉢植は90Dテーブルのヴェイパーに置いてます。ナイス、超ナイス。凄く綺麗にまとまってくれて嬉しい!そして、このアラビアの鉢はビンテージしか存在しないので、数年内にスコープらしい鉢を作ってみたいと思っています。そして、このグリーン置場が完成して色々試せるようになったから、そこに勢いもでてきています!予想以上にその一歩を踏み出すことが出来るかもしれない!とヴェイパーみたいに淡い期待をしています。自分にですが。(シャチョウ)

2022年3月11日
物も人気も薄い平碗を使いまくって
TIME&STYLEのTSUBAKI碗は、圧倒的人気が端反り、次いで人気なのが酒井の武士飯効果?丸椀です。平碗はイマイチ薄味です。で、僕自身の生活のお椀を平碗に変更し、日々使いまくる試みをしましたら、平碗の良さを理解できてきましたから報告ナウ。つみれやしんじょの様な料理には平椀が似合う、使い易いはその通りながら、日常ではあまり出会わない。この平碗が使えると思いましたのは雑煮でした。僕は雑煮が好物です。毎日でもOKな人です。実家の雑煮の具は白菜に鶏肉が基本でありますけれど、僕は白菜に豚肉、これが好物です。昨年より平碗を常備しているので、それに伴いお正月から雑煮も定期的に作るようになりましたのは、嬉しい展開でございます。雑煮に平椀ナイス。そして豚汁、とんじる、ぶたじる、今でもどっちかわかんないんだけど、豚汁も平碗ナイス。だから雑煮や豚汁こういった具多き汁物の登場が頻繁でしたら平碗ナイスと思います。もちろん、普通の味噌汁には向かないのか?と聞かれれば、そんなことも当然なく、問題なく違和感なく、普通に使えます。3種それぞれ使って思いますのは、多少の似合う方向はありますけれど端反椀、丸椀、平碗、どれであっても日々にイイ感じで使えるから、好みで選べばいいんじゃないかと、そんなナウでございます。(シャチョウ)

2022年3月10日
手抜きバージョン
スーパーに入るとついついイチゴの価格をチェックしたくなる。そんな季節となりました。この季節になるとかなり買いやすくなりますよね?。先日は、値引きシールに値引きシールが重なるという、おつとめ ON おつとめの、とちおとめ、ではなく?新品種。結局名前書いてない。そんな私が大好物とする光景に出くわしたのでその新品種とやらを買って帰りました。値引きってことで、下段は傷みかけということで承知。見てみると下段の傷みかけたイチゴは5.6個だけだったので、その少ないイチゴを使ってイチゴソースにすることに。素敵なテーブルにはしたいが、どこまでも手を抜きたい。そのギリギリを攻めてみたくなるもので、閃きましたのがスンヌンタイジャー。商品ページではちゃんと作ったプリザーブをジャーに移していましたが、そのオマージュ、ちょっとだけバージョン。小さめイチゴ5.6個と砂糖を入れそのまま電子レンジでチン!500Wで約2分くらいでしょうか。フツフツと沸騰してくるので、溢れそうになる瞬間に止めます。ジャーの縁で耐えてくれるのでレンジの中の様子をじーっと見てさえいれば、吹きこぼれは回避できます。瞬時に止めるというレンジテクのみ必要。傷んだイチゴがあったら、ヨーグルトやイチゴミルク用に、チョイソースにすると良いです。ジャーに一杯のイチゴで作ると速攻で吹きこぼれますので、そんな場合は大きな耐熱容器か鍋でゆったり作ってくださいね。(スコープ酒井)

2022年3月9日
もののけ姫 in アラスカ
リサラーソンの動物と子供を組み合わせて飾りましたら、なんだかストーリーが生まれるといいますか、いい雰囲気になることを発見しました。スコープアパートメントでは、世界の子供たちシリーズのnorthとPolar bear Lサイズを一緒にして飾っています。この組み合わせで飾りました理由は、同じ目をしてたから、そして雪がよく積もる場所だから。それで、この組み合わせを選んだのですが、コレが凄く良かったんです。とにかく気に入ってしまいまして、トイレに入る度にいいもんだなぁ?ってことを思う、そう、ここはライブハウス武道館ではなくトイレです。リサラーソンのオブジェを組み合わせてジオラマ的に飾るといいますか、そこに少しばかりストーリーが生まれるような方向に飾るのは面白い結果に至るかもです。この組み合わせをみていますと《もののけ姫 in アラスカ》こんなフレーズが頭に浮かびます。実際に飾るとわかるのですが、世界の子供たちシリーズは飾り易いですし、こういった組み合わせも作り易いので凄く活躍のグループだとわかります。(シャチョウ)

2022年3月8日
折敷の反りを整える
折敷を2枚持っています。実は今まで、たまーにしか使っていなかったのですがテーブルクロスを敷く生活を始めたのを切っ掛けに、よく使うようになりました。テーブルクロスの上に折敷を敷く使い方がオッケーなのかブブーなのか正直分かりませんが、無垢の折敷は意外と違和感もなく馴染んでいるし、なんといってもテーブルクロスが汚れにくいので、朝のパン屑飛び散り対策と昼のラーメン汁飛び対策を中心に大活躍しております。それでこの折敷なんですけれども、使っていると若干ですが反ってきます。職人さんの高度な技術で楢の天然木から薄い縁を残して作られている美しき折敷、無垢材なので反りが起こります。時が経つほどに自然と落ち着いてくるのですが、最初のうち使っていて気になった場合は、一晩裏向きに置いてみてください。今度は逆に反ろうとする力により朝には整っています。うちの折敷はかなり反って反町!そんなやんちゃな状態の場合は、凹んだ方の面を水拭きしてから裏向きに置いておくと良いです。静岡の土屋製函所で茶箱製造研修中の平山に聞いたところ、木材は乾燥した面が縮んで凹んだように反ってくる特性があるので、凹んだ方の面に少し水分を与えることで早く反りが直るとのこと。茶箱の木材の場合は大量なので2週間も重石を載せるという事ですが折敷は一枚なので、裏に向けるだけで大抵直るのだそうです。日中であれば、日陰干し。貪欲な私は、早く効果を得ようと、直射日光に当ててしまい、勢いよく逆に反ってしまった経験があります。急激な乾燥は、ダメよ~ダメダメ。因みに、会社のデスクでコースター代わりとして使っている四切折敷は、たまに裏向きにして使う事で整えています。そんな風に使っていると、私って木と上手い事付き合えてるわぁと、自分に酔う事が出来るのです。(スコープ酒井)